はじめに
米国にハロウィンのシーズンがやって来ました。毎年ハロウィン・シーズンの一番最初にこのイベントに行ってます。
Austinの隣町、Leanderの農場で開催されるPumpkin Patchの"Texas Pumpkin Fest 2023"です。
今年でこのイベントに私が訪れるのは3回目です。
Pumpkin Patchとは
Pumpkin Patch(パンプキン・パッチ)は、アメリカでハロウィンのシーズンに非常に人気のあるイベントです。カボチャ畑や農場で、ハロウィンに関連するアクティビティやエンターテイメントが提供される家族向けのイベントです。
Pumpkin PatchのPatch(パッチ)は、特定の作物や植物が栽培されている小さな区画を指します。Pumpkin Patchで「カボチャを栽培する区画や畑」を意味します。
このイベントは来場する人たちの笑顔で溢れるイベントなので、私は米国では一人暮らしですが、このイベントに参加して他の家族を眺めるのが大好きです。
日本では馴染みのないイベントですがPumpkin Patchは以下の特徴があります。
- カボチャの購入:Pumpkin Patchでは無数のいろんなタイプ、いろんな大きさのカボチャが会場に置かれてますが、自由に好きなやつを選んで、気に入ったものは買って帰れます。ゴロゴロが付いたカート持参で来場されてる方も多いです。1ポンドあたり$1ってことでした。
- アトラクション:子供向けの様々なアトラクションがあります。写真スポットはもちろん、ミニ遊園地、ミニ迷路、斧投げ、パンプキンクラッシュ(木槌でカボチャを潰す)、ロッククライミング、手品ショーなどなど。今年はプロレスショーもありました。
- フードトラックや屋台:フードトラックやお土産用の屋台もたくさん出てます。フェイスペイントの屋台も出ています。フェイスペイントを施された子供たちで溢れるのはほんと可愛い。
私は3回目の訪問ですが、プロレスは今年初めて見ました。子供は大盛り上がりでしたが、私も楽しめました。
そこらじゅうで、カボチャの間に赤ちゃんを座らせて写真を撮ってるご両親がいます。赤ちゃんのコロンとした体型とカボチャは似てるので、歩くときは注意が必要です。カボチャかなと思ってたら、赤ちゃんだった!ってことがありますから。(ウソ。さすがにそれはない)
Texas Pumpkin Fest 2023
この農場では、Pumpkin PatchのことをTexas Pumpkin Festと呼んでます。駐車場は無料、入園料は$14でした。お客さんは、小さい子供のいる家族連れがほとんどです。カップルっぽいデート姿もいくらか見かけます。
おじさん一人で参加してるのは、きっと私だけでしょう。一人なのに首からカメラぶら下げてるし。やべーおじさんだと思われてないかな、と終始気になりました。そんな会場です。
以下は、今年の新しいイベント、プロレスの様子です。黒パンツ側がヒール役を演じてて、子供のカボチャを奪ったり(後でレフリー経由で返してたけど)、子供に怖い顔したり、子供から要求されるHigh five(ハイタッチ)を拒否したり。子供に嫌われるようなことを試合前にいっぱいします。試合では、自然と子供たちは赤パンツを応援するようになり、黒パンツにはブーイングします。
子供たちが盛り上がるようにブックがよくできてるな、と思いました。てっきり赤パンツの勝ちで終わるんだろうなと思って観てたら、黒パンツの勝ちで終わりました。子供達のブーイングが響く終わり方でした。勧善懲悪じゃないんや。私まで裏切られた笑。
このイベントに参加すると毎回思います。日本のハロウィンも大人がはしゃぐ仮装大会だけじゃなく、ファミリーフレンドリーなこんなイベントやって欲しいなって。
日本にいるときは、ハロウィンにちょっと嫌な印象しか持ってなかったけど、今はハロウィン・シーズンは大好きな季節だし、ハロウィンは大好きなイベントです。
スーパーマーケットの様子
ハロウィン時期の街の様子をお伝えするため、この週末(10月8日)の各スーパーマーケットの様子です。
●Hマート
私がたまに行く韓国系アジアンマートです。アジア系のスナック菓子、薄切り豚肉、米などを買うときにここに行きます。
アジア系スーパーなので、ハロウィンだからと言って特にカボチャを売り出したり、カボチャ味の何かが登場するわけではありません。お店入ったところに取って付けたようなディスプレイがあっただけです。
●Trader Joe's
日本人のファンも多いトレジョ。私はHEBが大好きだから気取った?トレジョには滅多に行かないけど、この日はカボチャの写真を撮りに行って来ました。せっかくなので去年も買ったカボチャ味のパスタソースだけ買いました。
▼今年も去年と同じパスタソース買った。
●HEB
日用品も食料品も私の消費する9割を担ってくれているHEB。この時期はハロウィン祭の状態になります。
時期的にメキシコの「死者の日」とハロウィンは近いので「死者の日」関連グッズも一緒に並べられています。お菓子もビールもコーヒーもパンプキン味のものが登場するので、眺めてるだけでも楽しいです。
▼ハロウィンと死者の日の違いはコチラのお話から。
最後に
この時期のアメリカがハロウィンで浮かれる感じが伝わったでしょうか。日本人からしたら「ほんまにみんなカボチャ買うの?」って思うかもしれませんが、みんなめっちゃこーてます(特に小さい子供がいるご家族が)。買うから売られてるんだと思います。
スーパーで見かけるお客さんの服装も、仮装とまではいかないけど魔女のような真っ黒の衣装着てたり、ハロウィン柄の服きてる大人も子供もこの時期は増えるので、それも見てて微笑ましい光景です。
それでは、またー