THE TIME YOU ENJOY WASTING IS NOT WASTED TIME

テキサス州オースティン在住の単身赴任者の記録

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日本への出張から戻ってきた

(Image Creatorにて作成)

 

はじめに

つい先日、日本への一時帰国(これはプライベートな休日帰国)から戻ってきたのですが、米国に戻ってきてから一週間。次は仕事で一週間、日本(主に京都)に行ってきました。今はすでにAustinに戻ってきてます。

 

 

一ヶ月の間に日米間を2往復するってのは初めての経験でした。この一ヶ月間ずっと非定常な毎日が続いているので、頭は霞がかり体はずっとフワフワした感じです。ようやく日常に戻ったので、体調も生活リズムも早く元に戻したいです。

 

クール? ジャパン

今回は、米国の方2名(Tさん、Jさんとします)と一緒に日本に行ってきました。仕事のことは書けないですが、それ以外で「面白いな〜」と思ったことを幾つか。

 

●トイレ

トイレにてたまたまTさんと一緒になりました。Tさんは手を洗った後「サム〜(私のあだ名)、なんで日本にはペーパータオルが無いんや〜」って言いながら、ワイシャツの腰上のところで手を拭いてました。そのトイレにはエアブローもありませんでした。

それまでも何度かTさんの腰上のところが濡れてるのを見かけてたので「なんでそんなとこ濡れてるんや???」と思ってたのですが、この瞬間、理解しました。日本来る前に日本のトイレ事情を教えておいてあげるんやったと反省しました。

米国のペーパータオルに慣れると、あれが一番清潔だと思います。今や私も湿ったハンカチを再利用するのがとても苦痛。ハンカチよりワイシャツで拭くほうがまだ清潔な気もする(すぐ乾くので)。なんで日本はいまだにハンカチやエアブローなんでしょうね???日本のお尻洗浄はクールなのに、手洗いは全然クールじゃないです。

 

●interestingな食べ物

Tさん、Jさんと何度か一緒に食事をしてるのですが、その際、何度か彼らが「interesting」と言うのを聞いています。最初はJさんが居酒屋でホタルイカの沖漬けを食べたときに「interesting」って言うてました。私はあれに手を付けただけでもえらいと思いました。

また、Tさんが焼肉屋でとろろご飯を食べた時も「interesting」って言うてました。Tさんが「interesting」って言うたときに、横からJさんが「米国人がinterestingっていう時は、美味しく思ってない時やで」って笑いながら説明してくれました。Jさん、やっぱホタルイカも美味しくなかったんや笑。

まあ、私も「ホタルイカの沖漬け」や「とろろご飯」が米国人の好みでないであろうことはわかってましたけどね〜。リアル日本のサラリーマン呑みを教えてやろうと思って、薦めました笑。

 

●キャッシュレス

日本もかなりキャッスレスが進んでいると思うのですが、日本に住んでいる人以外に使いづらいシステムのような気がします。

クレジットカードではなく、ペイペイとか楽天ペイとか、日本の携帯あるいは日本の口座を持ってないと登録できないシステムが多すぎるような気がします。JRの駅の近距離切符も私含め外国から来た人は現金でしか買えなかったように思います。

Tさんのポケットは小銭だらけになって、歩くたびにジャラジャラ鳴ってました。本人もそれを楽しんでたけど。普通に、あらゆるところ(特に券売機、自販機の類)でクレジットカードが使えるようにして欲しいです。

 

あと「これ何円かわかんない」って5円玉見せられたときにハッとしました。そういえば、5円玉だけ漢字表記しかないんですね。なんで???

 

●タクシー

キャッシュレスと同じく日本独自路線をいってるがタクシーです。なぜUberが標準アプリじゃないのでしょうね。一応、Goってのがあるみたいですが、あれって日本居住者じゃなくても使えるんですかね。タクシーはそこらじゅうにいるのに、タクシー使いたいとき、あらゆるところで列に並ぶ必要がありました。もう乗りたいところで乗れないってのが、すごく不便だし、イケてない。

 

日本は色々独自路線でいってるところがあって、それが外人にはクールに見えるところもあるし、不便に思えるところもあります。クールと不便は紙一重ですね。

 

その他もろもろ

●jet lag

ここ数週間、ずっとjet lag(ジェットラグ、時差ぼけ)に悩まされてます。少しでも楽になればと思い、一時帰国から米国に戻ってきたときに、初めて睡眠導入剤(正しくは睡眠改善薬)を飲んでみました。医師から処方されるやつじゃなくて、普通に米国で市販されてるやつです。

私は普段の寝付きはいい方なので、今までこれ系の薬に頼ったことないのですが、あまりにも夜中に目覚めて二度寝ができないので、今回初めて試してみました。

 

HEBで買ったNighttime Sleep-Aid

Nighttime Sleep-Aidというやつでジフェンヒドラミン塩酸塩(Diphenhydramine HCL)が主成分なので、日本で販売されているドリエルと同じ薬になると思います。1錠が50mgってのと1ボトルで32錠も入ってるってのがドリエルとは異なります。ドリエルは25mgが12錠のようです。

 

事前の勉強によると、この手の薬は連続して飲むとすぐに効かなくなっちゃうようなので、日本に到着した、あるいは米国に到着した最初の2日間だけ飲みました。それなりに効果はあったような気がします。薬なしだと夜中に目覚めたときになかなか二度寝ができません。薬飲んでると同じように夜中に目覚めても、二度寝に入りやすいような気がします。

 

夜に眠れてるので日中のしんどさも幾分マシだったような気がします。jet lagを解消してくれるわけではありませんが、多少楽にしてくれる印象はありました。

 

●奥さんと

最終日の午後はフリータイムができたので、奥さんと合流して少し京都をぶらぶらして、晩御飯を一緒に食べました。会ったのはこの時だけ。少しだったけど会えてよかった。

 

二人とも行ったことなかった錦市場を歩く。聞こえる言葉はほとんど中国語。価格はインバウンド向けに設定されてるのでお高め。私には姫路のおみぞ筋、明石の魚の棚で十分。

晩御飯に入った宮崎地鶏炭火焼 「車」。めちゃめちゃ美味しい地鶏料理でした。いつかまた行きたい!せせりおろしポン酢は美味しすぎて2回注文した。

●帰りの飛行機にて

帰りは伊丹→羽田→ダラス→オースティンだったのですが、羽田で搭乗した後に「アラスカで火山噴火が起こったので、ルートの再決定を行う必要があります」というアナウンスが流れました。

火山噴火による飛行機遅延は初めての経験だったので、「何時間遅れるんやろ」と心配したのですが、予定より1時間遅れただけで飛び立ちました。アラスカの南側を通過する経路に変わってました。ダラスでの乗り継ぎにも問題なかったです。

 

左:羽田で食べた最後の日本食、右:ダラスで食べた最初の米国食

 

最後に

ようやく今週から日常に戻ります。これから米国はハロウィーンイベントなども増えてくるので、早いこと体調戻して、またAustinでの週末を楽しめるようにしないといけません。

 

それでは、またー

 

▼この帰国の前、プライベートで帰国したお話▼