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テキサス州オースティン在住の駐在員。無駄な時間も楽しく過ごせば、無駄な時間じゃない!

テキサス通院日記『私のホームドクター』(前編)

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はじめに

私は昨年10月ごろから米国で通院を始めてます。日本に住んでいたころから血圧の薬(降圧剤)を飲んでいたのですが、米国に来てから勝手にやめてました。病院を探すのも面倒だし、英語で説明する自信もないし、なによりそこまで血圧が高い状態ではなかったので。

でも昨年夏ごろからたまに血圧が高い状態があったので、いよいよホームドクターを見つけないといけないな、と決心しました。

さらには、この通院を通して、いろいろあった結果、来週(1月中旬に)米国にて大腸検査まで受けることになってしまいました。そこまでの経緯を前編、後編の2回に分けて記したいと思います。

 

 

初めての病院

昨年10月に米国に来て以来、初めて病院に行きました。急を要する悪いところがあったわけではありません。先に述べたように、たまに血圧が高いときがあったので、念の為、今のうちにホームドクターを見つけておこうと思って、探して行ってきました。

こちらでは日本のように飛び込みで病院に行っても診てもらえません。事前予約が必須です。予約は主に電話予約なのですが電話は苦手なので、ネットで予約できる近所の病院を探して予約しました。

そしたら、数分後にその病院から確認の電話がかかってきて、結局電話でいろいろ説明する羽目になりました。アメリカ、このパターンがよくあって、いつも「なんのためのネット予約やねん!」と思っています。

しかも、ネット予約した先生は初診患者を診てないので、別の先生になる、とのこと。受診日は同じでしたが、時間は変えられてしまいました。

 

遠隔診療??

当日、病院に行くと、まず待合室の狭さ、患者の少なさに驚きました。お年寄りで溢れていません。完全予約制なので、そうなのでしょう。

診察室に呼ばれて入ったのですが、誰もおらず一人で待たされました。少しすると看護婦さんが、目線の高さにタブレットを載せたスチールワゴンを運んできました。

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タブレットには白衣を着た女性の顔が写ってます。「えっ、もしかして遠隔診療なん??」と内心驚いてたら、通訳の方でした。事前の電話で私の英語力を推し量ったのか、頼んでもないのに通訳が用意されてました。有料だったら断ろうと思いましたが、無料とのことなので、そのままいてもらいました。

 

問診

ほどなくして先生(女医さんでした)が入ってきて、いろいろ問診を受けました。以前に日本で受けた健康診断の結果に自分で英訳を追記して持参しました。これのおかげで話はだいぶスムーズでした。タブレットの通訳が横にいたのですが「絶対つこたらんとこ」と思って自分の英語でがんばりました。

ただ過去受けた手術経歴を説明する必要があって、5年ほど前に大腸検査でポリープを摘出したことがあるのですが、その部分は自力では説明しきれずに通訳にお願いしてしまいました。

そしたら、先生に「そろそろもう一回大腸検査したらどうや?」ってめっちゃ薦められました。自分でも少し気になってるので、やるのはいいんですが、カメラもアメリカサイズかなぁ、と思うとなんか怖いです。僕のおしりがこわれちゃいそうで。なので回答は保留しました。

この問診で20分以上費やしたと思います。丁寧に粘り強く聞いてくれるんやな、と感心しました。初診患者の背景を理解しようとする姿勢は日本の医者より上ちゃうかなと思いました。医師との相談の結果、血圧の薬を処方してもらうことになりました。一ヶ月間その薬で様子を見て、一ヶ月後に再受診です。

こちらでは、薬を受け取りたい薬局を病院で指定します。あとでその薬局に行き、名前と生年月日を伝えると薬がもらえます。いわゆる処方箋というものは患者に渡さないようです。

費用については、薬は薬局で一ヶ月分の薬を約$30支払っています。診察代は、日本のように病院で払うのではなく、後日、ネットの保険会社のホームページから支払っています。保険はUnited Healthcareなのですが、1回の診察の自己負担分(You May Owe)は$30です。薬代、診察代ともに日本で支払ってた額の倍ぐらいではないかと思います。

 

転職活動??

最後にめちゃびっくりした話。帰り間際、病院の受付の女性に「あなたの会社の人事担当者のメールアドレスを教えてくれへん?」って言われました。「なんで?」って聞いたら、「私の旦那があなたの会社に興味があって、人事担当者に履歴書を送りたいって言うてる」って言われました。事前にこの方と電話やメールでやり取りをしたので、私の職場も知ってたのです。

医療従事者が患者の個人情報を旦那に教えたんや、ということにびっくりしました。血圧下げに来てるのに、一気に血圧上がりました。日本で同じ事やったら大問題になりそうです。

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その場では何も答えなかったのですが、会社に戻って人事担当者にこのことを伝えたら「私のメールアドレス伝えといてくれたら、あとはこっちで処理するよ」って言うてくれたので、あとから教えてあげました。「患者の個人情報まで就活に利用するとは、すげー国やな」と思いました。

 

初めての米国での病院で驚きの連続でしたが、ようやくこれでホームドクターができたので、少し安心です。

 

と、ここまでが昨年10月のお話です。後日、後編へ続きます。

 

ではでは~