THE TIME YOU ENJOY WASTING IS NOT WASTED TIME

テキサス州オースティン在住の単身赴任者の記録

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【街ぶら】Pinthouse BrewingからのFoxtrot

(Image Creatorにて作成)

 

はじめに

先週、近所のブリュワリーに行ってお気に入りのPoBoy(ポーボーイ)食べながら、ビールでも飲もうと思ったのに、行ってみるとPoBoyのフードトラックがなくなってて、食べることができませんでした。もう大ショック…

 

⇩帰り道でPoBoyを食べたかったのに、食べられなかった…

 

食べるつもりのものが食べられなかったら、ずっと心に引っ掛かりますよね。大袈裟にいうと、時が止まるというか、何かの拍子に思い出しちゃう、とか。これ以上、PoBoyに頭を支配されると業務にも支障が出そうなので、今日探して行ってきました。

 

PoBoyとは

PoBoyとはシーフードのサンドイッチのことで、パンは四角い食パンタイプではなく、フランスパンが使われます。いわゆるサブ(サブマリン)と言われるタイプのサンドイッチです。

 

Wikipediaによると次の通りです。

po' boy (also po-boypo boy derived from the non-rhotic southern accents often heard in the region, or poor boy) is a sandwich originally from Louisiana. It almost always consists of meat, which is usually roast beef or some sort of fried seafood such as shrimpcrawfishfishoysters or crab. The meat is served on New Orleans French bread, known for its crispy crust and fluffy center.

Po'boy(南部訛りの特徴であるr非発音のためポーボーイ、プアボーイとも)は、ルイジアナ州発祥のサンドイッチです。ローストビーフ、エビ、ザリガニ、魚、カキ、カニなどの魚介系のフライが主な具材です。具材はニューオリンズのフランスパンに挟まれ、外パリ、中フワが特徴です。

 

と書いてます。名前の由来は諸説あるのですが、ニューオリンズにて「貧しい労働者(poor boy)」にレストランが安価に作れるサンドイッチを無償で提供してあげたことが起源のようです。

 

Pinthouse Brewing

●Fat Saturday / Fat Tuesday

同じ食べるなら、美味しいビールを飲みながら食べたい。で、ネットで調べるとPinthouse BrewingというところでPoBoyを提供していることを知りました。しかも、今日2月18日(土)は「Fat Saturday」というイベントもやっているようでした。

Pinthouse Brewing外観

 

「Fat Saturdayって何やろ?」と思って調べてみると、正式名称 "Fat Tuesday"(脂の火曜日)をイジってるみたいですね。"Fat Tuesday"とはキリスト教における四旬節(しじゅんせつ)の直前の火曜日で、謝肉祭の最終日に当たるようです。今年は2月21日(火)がその日になります。

 

Pinthouse Brewing入ったとこ

 

四旬節の期間中、キリスト教徒は断食(あるいは節制)を行うため、その前に栄養がある食べ物をたっぷり食べておこう、つまり「食べ納めじゃ!!」という日のようです。Mardi Gras(マルディグラ)とも言います。フランス語でmardiが火曜日、grasが脂です。ここAustinでは、Fat TuesdayあるいはMardi Grasの街を上げての大きなイベントはないと思いますが、米国ではニューオリンズがMardi Grasを盛大に祝うことで有名なようです。

 

new orleans mardi gras - Google画像検索

 

Fat Tuesdayって、子供が「明日から必死で勉強するから、今日は思いっきり遊ぶ!」って宣言しているみたいな日ですよね。ほんとに明日から勉強(この場合、断食であったり、節制であったり)する人、いるんでしょうかね??アメリカ人って、Fat Everydayなんではなかろうか。

多くのお母さんが言うと思うんですよね。「思いっきり遊ぶのはいいけど、勉強する前じゃなくて、後にしなさい」って。普通、楽しいことは苦しいことの後でしょう。

 

Pinthouse Brewingの壁の絵。ここまでサボテンのイメージもないですけどね。誇張されたテキサスです。

 

●Pinthouse Brewing

Pinthouse Brewingは今まで行ったことなかったのですが、ここのブリュワリーのJellyfishという IPAビールはAustinでは有名です。Austinの多くのレストランやバーでJellyfishを置いてます。私も何度も飲んだことはあるのですが、そのブリュワリーに訪れたのは今回が初めてです。

 

牡蠣フライのPoBoy。イベントでライブミュージックもやってました。

 

で、お目当てのPoBoyとビールをいただいてきました。どちらもとても美味しかったです。期間限定で牡蠣フライのPoBoyがある、とのことだったので、それにしました。私自身、日本でPoBoyを見たことがないけど、何でやろ?こんなに美味しいのに。これでようやく頭の中からPoBoyが消えました。来週から仕事に集中できます。

 

コンビニ "Foxtrot"

Austinに今週新しいコンビニ"Foxtrot"ってのができたので、ブリュワリーからの帰り道に寄りました。Foxtrotはシカゴを拠点としているコンビニらしいです。

 

日本にいた頃は、週に何度かコンビニに立ち寄ってたと思うのですが、米国に来てからコンビニに行くことはめっきり無くなりました。

 

お店の外観

3年ほど住んでますが、米国のコンビニには数回しか入ったことないです。基本、こちらではコンビニはガソリンスタンドに併設されているのですが、別に入る用事もないので、ほぼ入ったことないです。

 

レジでコーヒー、タコスが買えます。

しかも、日本のコンビニより、なんか雰囲気が怖いし。でもこの新しくできたFoxtrotは雰囲気も良さそうなので、一度見ておこうと思って行ってきました。ガソリンスタンド併設でもないです。

 

コーヒーとパッケージが可愛かったチョコを買ってみた

入ってみたところ雰囲気いいし、置いてるものも小洒落てていいなとは思いました。でも、やっぱりここも車でないと行けないし、スーパーより割高な感じなので、同じ車で行くなら、HEBやトレジョで十分かな。奥さんが来た時以外、一人ではもう行くことはないと思います。

 

スーパーでは、缶ジュースやボトルは最低6本セットからしか買えないので、1本単位で買えるのは嬉しいのですが、1本$3でした。日本の3倍ぐらい。買う気なくなる。

 

最後に

Fat TuesdayとかMardi Grasって日本では馴染みのない風習ですよね。私は初めて知りました。ネットで見る限り、このイベントはみんなマスク(コロナのマスクじゃなくて仮面舞踏会にしていくようなマスク。仮面舞踏会も行ったことないからイメージですけど)を着けるようですね。その背景は調べてないけど、こういうのを機に知らない習慣に触れられるのは、毎回楽しいなぁと思います。

 

それでは、またー