スーパーボウル観戦歴を記録しておく - THE TIME YOU ENJOY WASTING IS NOT WASTED TIME

はじめに
これまでのスーパーボウル
第57回スーパーボウル
最後に

はじめに

今日２月１２日（日）はスーパーボウル(Super Bowl)でした。米国のアメフトリーグNFLの頂上決戦です。

日本の方も、薄々気づいておられると思いますが、米国のスーパーボウルの盛り上がりは異常なんです。１２日（日）の17時30分キックオフなのですが、テレビでは１２日の午前・午後はもちろんのこと１１日の夜からずっーと解説や振り返りをやってます。ニュースのスポーツ枠じゃないですよ。特番組んで、ぶち抜きで延々と特集番組をやってます。

ワールドシリーズ（メジャーリーグの頂上決戦）も盛り上がるし、最近であればサッカーW杯も盛り上がりましたが、スーパーボウルの比ではないです。年に何度か「自分はアメリカに住んでるんだな」と強烈に実感する時があるのですが、スーパーボウルの開催時期は間違いなくその一つです。

これまでのスーパーボウル

私は2020年から米国でスーパーボウルを見てるので、今年で４回目になります。アメフトに特別詳しいわけではないですが、ルールや楽しむポイントなどはわかります。贔屓のチームがあるわけではないですが、最近ではテレビを付けた時にNFLをやってていい試合してたら、そのまま最後まで観る感じです。

過去のスーパーボウルを観戦した時の記録を自分のFacebookに書いてたので、こちらにも残して置こうと思います。

2020年2月2日の投稿

本日こちらの夕刻時間よりSuper Bowlが開催されました。KC（カンザスシティ・チーフス）とSF（サンフランシスコ・49ers）の対戦です。私はこれまでアメフトを１試合最初から最後まで通して見たことはないのですが、会社のNFL好きな人が会社の会議室に集まって観戦する、とのことで私も一緒に観戦しました。SFが勝利を確信し、チーム集まってポーズを決めた後、ラスト数分でKCが逆転する試合でしたので、素人が観ても面白い試合でした。

写真はハーフタイムショーです。ちなみにこっちの人は老若男女アメフト好きと思ってましたが、連れられて来た彼女さんは「退屈や」って言ってたので、みんながみんな好きなわけではなさそうです。あたりまえか。。。

2021年2月8日の投稿

今年は、去年の覇者カンザスシティ・チーフスと１８年ぶりにSuper Bowl進出を決めたタンパベイ・バッカニアーズの試合でした。バッカニアーズはワイルドカード（敗者復活枠みたいなもん）からの進出で、決勝に上がるのは１８年ぶり。かたやチーフスは２年連続決勝で、去年の決勝で49ersに４Qで20点取って大逆転勝利した印象が強いので、チーフス有利なんかなと素人ながら思っていたのですが結果はバッカニアーズの圧勝でした。バッカニアーズは今期、新しいQBを獲得しているので、QB次第で全然変わるんでしょうね。試合後、チーフスのQBは“They beat us pretty good, the worst I think I've been beaten in a long time.”と言っています。「最悪や、こんなコテンパンにやられたのは久々や」って感じでしょうか。それほど動きが研究されてたんだと思います。

Super Bowlのもう一つの楽しみはハーフタイムショーです。去年はジェニファー・ロペスとシャキーラでした。去年は会社でみんなで観戦していて、女性陣から悲鳴が上がっていました（お茶の間に映すにはあまりにも性的に過激な演出だったので）。その反省があったのか、今年はおっさん一人でした。「誰や？このおっさん」と思ったのですが、どうやらウィークエンドという人のようです。日本人ならウィークエンドと言えば「ウィークエンドと山本コウタローやろ！」と思ったのですが、曲はフォークソングではなく、今風なおしゃれ歌でした。今年は一切の性的な演出はなかったのですが、周りで踊っているダンサーの格好が私には変態仮面にしか見えませんでした。

2022年は自分のFacebookを見ても、ブログ記事を見ても、スーパーボウルのことは書いてなかったようです。確かにハーフタイムショーのエミネムとかメアリーJブライジを見た記憶はあるのですが、試合がどんなだったかは全然思い出せないです。きっと部屋で何か別のことしながら見てたんでしょうね。

ちなみに20年、21年ともにスーパーボウルにカンザスシティ・チーフス（KC）が出ています。22年は出てませんが、今年23年もKCが出場です。KCは本拠地がミズーリ州なんですが、QB（クオータバック、攻撃の要のポジション）のパトリック・マホームズ (Patrick Mahomes)はテキサス州タイラー出身です。なのでちょっと親近感。

しかも、めちゃめちゃ男前！お父さんは元メジャーリーガーで日本（横浜ベイスターズ）でもプレーしてたことがあるそうです。なので、応援するのはKCです。「私のスーパーボウルはマホームズと共にある」と言っても過言ではありません。

⇩男前ですよ。

パトリック・マホームズ - Google画像検索

第57回スーパーボウル

第57回スーパーボウルは、カンザスシティ・チーフス（ミズーリ州）vsフィラデルフィア・イーグルス（ペンシルバニア州）です。

KCを応援しながら見てたのですが、PHIのQBもやはり上手いです。すんごいロングパスを通します。調べてみたら、ジェイレン・ハーツ(Jalen Hurts)という選手で、この方テキサス州ヒューストン出身でした。どちらのチームもQBはテキサス出身だった笑。しかも距離的にはヒューストンのほうが近い。でも今更気持ちを変えられないので、KCを応援しますけど。

今年のハーフタイムショーはリアーナ。圧巻でしたよ。見応えありました。妊婦さんなのかな、と思ったのですが、やっぱりそうでした。第二子を身ごもってのハーフタイムショーだったようです。

Rihanna’s FULL Apple Music Super Bowl LVII Halftime Show - YouTube

こちらは、リアーナの歌の手話を担当したJustina Milesさんのパフォーマンス。こちらも感動します。

Interpreter Justina Miles performance at the Rihanna’s Super Bowl Halftime Show COMPLETE - YouTube

ちなみに、ハーフタイムショーの演者はノーギャラらしいです。初めてハーフタイムショーに出た大物がマイケルジャクソンらしいのですが、彼がギャラを断ったことから、以降ハーフタイムショーに出演するアーティストはノーギャラの伝統が続いているらしいです。

試合は見応えある試合でした。3QでKC/PHIが21/27とPHIがリードしていたのですが、4Q開始早々にKCが28/27と逆転しました。そして、残り５分で35/35のイーブンです。最後、上手く調整し、残り8秒でKCがフィールドゴールで3点獲得し、38/35で勝負ありです。

相棒とも言えるタイトエンドのトラビス・ケルシー (Travis Kelce)とのロングパスを成功させる場面もあったし、マホームズはこのゲーム中で足を負傷するのですが、負傷後も執念の走りを見せる場面もあったし、見所も満載でした。MVPはもちろんマホームズです。マホームズとケルシーがいる限り、まだKCの黄金時代は続きそうですね。

それから、これは試合後のインタビューで知ったのですが、ケルシーのお兄さん (Jason Kelce)がフィラデルフィアの選手だったんですね。試合後に、兄弟のハグが映ってました。後でケルシーは、"There's nothing you can really say to a loved one in a situation like that."（あの状況で、愛する人にかける言葉はなにも無い）と複雑な気持ちを語ってます。勝ったのに、つらそうな表情しているケルシーが印象的でした。いろんなドラマがあるんですね。