ディワリ(Diwali)とは
昨日10月22日(土)にAustinの隣町、Round Rockで開催されたインド文化のディーワーリー(diwali, ディワリとも)のお祭りに行ってきました。
インドのヒンドゥー教のお祝いである[3]。別名「光のフェスティバル」とも呼ばれ、ヒンドゥー暦のカールッティカ月の新月の夜(グレゴリオ暦では10月から11月)に5日間かけて祝われる。
ディーワーリーの時期になると、祭りに向けて自宅や職場の掃除や改修を行い、ディヤ(オイルランプ)やランゴーリーで装飾を行う[4][5]。
日本語版のWikipediaにはあっさりした解説しか載ってないです。英語版のWikipediaにはもう少し詳しく解説が載ってます。
Diwali (English: /dɪˈwɑːliː/)[9] or Divali[43] is from the Sanskrit dīpāvali meaning "row or series of lights".[44][45] The term is derived from the Sanskrit words dīpa, "lamp, light, lantern, candle, that which glows, shines, illuminates or knowledge"[46] and āvali, "a row, range, continuous line, series".[47][c]
ディワリはサンスクリット語で「連なる光」を意味する。この言葉はサンスクリット語で「ランプ、ロウソク、光るもの、知識」を意味するdīpaと、「連なった」を意味するāvaliから構成されている。
The Diwali festival is likely a fusion of harvest festivals in ancient India.[50]
The diyas (lamps) are mentioned in Skanda Kishore Purana as symbolising parts of the sun, describing it as the cosmic giver of light and energy to all life and which seasonally transitions in the Hindu calendar month of Kartik.[41][55]
ディワリの祭りは、古代インドにおける収穫祭にも関連していると思われる。「ランプ」は太陽の一部を象徴し、生命に叡智とエネルギーを与える存在と考えられている。(分かるところだけ訳してます)
やはりというべきか、10月に開催されるお祭りというのは辿っていくと少なからず収穫祭の意味合いがあるようです。ハロウィンも元々ケルト人による収穫祭の意味があったようだし。意味合いは異なりますが、両方ともランプやロウソクといった光が大事な役割を果たすところも似ています。
日本でもちょうど今至る所で秋祭りをやっている頃だと思います。きっと突き詰めると収穫祭的な意味合いがあるのだと思います。食料調達が今ほど安定してないほんの百年ぐらい前までは、世界中で秋にはその文化特有の収穫祭をやっていたんでしょうね。
食べ物に困らなくなってくると収穫祭の意味合い(つまり、感謝の意味合い)が薄れて、相対的にお祭り(つまり、みんなで騒ごうぜ)的な要素が強くなっていくのかもしれませんね。
Diwali Fest in Round Rock
会場は隣町のRound RockにあるCentennial Plazaでした。
「光のフェスティバル」ということですが、ほぼほぼダンス発表会でした。夕方6時ごろから21時ごろまで会場にいたのですが、メインステージでは、ずっとダンスが催されてました。途中、ファッションショー的なものもありました。メインステージの周囲にお土産や食べ物の屋台が20台ぐらい出ていました。
以下、私が鑑賞したダンスをいくつか動画で撮りました。踊っている方が誰かは分からないのですが、BGMはShazamで調べて、動画内に記載しました。
私は(多くの方もそうだと思いますが)、ボリウッド、テルグ、タミルなど普段特に聴くことないですが、こういうのをきっかけに聴いてみるともっといろんなの聴いてみたいなと思います。
世界中の音楽って、料理と全く同じだな、と思います。普段、食べる機会がないから食べないだけで、食べてみると「あれっ、こんなに美味しかったん??」っていう音楽があります。
ちなみにボリウッド(Bollywood)とはインド北部のヒンディー語でのミュージカル映画に使われる音楽です。テルグは南インド中心のテルグ語の音楽でトリウッド(Tollywood)とも言われます。タミルも同じく南インド中心のタミル語の音楽でコリウッド(Kollywood)とも言われます。全てハリウッド(Hollywood)を文字って命名されてます。
何かの音楽サブスクされている方は、ボリウッド、テルグ、タミルなどのワードで検索してみてください。これら動画に出てくるBGMと同じ毛色の音楽が出てきます。
動画のダンスは、見ていただいたら分かりますが、粗挽きなダンスも多いです。日本じゃ人前で披露するなら、もうちょっと仕上げてくるような気がしますが…
ただ、そんなに揃っていなくても、踊っている方たちはすごく楽しそうだし、見てる方々も大盛り上がりなので、ダンスが綺麗にシンクロしてるかどうかは大した問題ではないのかもしれません。
最後の動画の後半を見ていただいたら、分かると思いますが、ステージの大きさに対して観客がすごい数でした。私は幸運にも到着時にほぼ最前列に座れたので、動画はそこから撮ってたのですが、9時ごろにどうしてもトイレが我慢できなくなって、席を外してしまいました。
当然、元の場所にはもう戻れないので、ステージを最後まで見ずに帰りました。「光のフェスティバル」というからにはダンスの後にまだなんかあったのかな?それだけが心残りです。
変なタトゥー
ステージ周りに出ている屋台のうち、何軒かに「HENNA TATTOO」と書いた屋台があります。変なタトゥー??? アリアナの「七輪」みたいな?
見てるとホンマもんの入れ墨ではないようですが、お客さんは何やら腕に描いてもらっています。よく見るとマンダラのような模様を描いてもらっています。それを変なタトゥーって言うの?
帰ってから調べると、hennaというのは日本語の「変な」ではなく「ヘナ」という植物の名前でした。『ヘナの葉や茎を乾燥させて粉末にし、古代エジプト時代から赤の染料として、毛染めなどに使われている』とのことです。落とせるタイプの入れ墨のようです。なるほど、そーいうことですね。
これって普通に知られている言葉なんですかね?ヘナタトゥーという日本語でもいっぱい検索結果出てきますね。私と同じくご存知なかった方のために、画像リンクを貼っときます。
最後に
こういう他国文化に触れやすいという点は、私がアメリカを好きな点の一つです。僅かな時間、インドの音楽を聴いて、ダンスを拝見しただけですが、インドの気質を少し感じれたような気がします。
今月は、あとメキシコのお祭り「Día de Muertos(死者の日)」がありますからね。それも今からとても楽しみです!
それでは、またー
⇩インド繋がりでカレーのお話です。よろしければどうぞ。