はじめに
今日は、AustinのZilker Parkで開催されたKite Fest(凧揚げ祭り)に行ってきました。去年、一昨年は多分開催されていなかったと思います。きっと3年ぶりの開催だと思います。1929年からこの凧揚げ祭りは催されているらしく、今年で93年目とのことです。
このイベントを知っても、最初は特に興味なかったのですが、テレビで過去の映像見てると、意外とすごい数の凧が上がってます。日本でこれだけの数の凧が一斉に上ってるのは見たことないな、と思って見に行ってきました。
Zilker Park
10時開始とのことだったので、10時過ぎを狙って行ったのですが、すでに公園近所の駐車場はいっぱいで、駐車場を探すのに手こずりました。
結局、公園から徒歩10分ぐらい離れた駐車場(下の地図のParking lotのところ)になってしまいましたが、それでもまだまだ終わりの見えない車の行列だったので、みんな苦労したと思います。行くなら10時前を狙って行かないといけないようです。
Zilker Parkは、ちょうど真横をコロラド川が流れており、コロラド川向こうにダウンタウンのビル群が位置します。ダウンタウンと広大な敷地の公園が隣接する都市構造って、いかにもアメリカっぽくていいですね。
その代わり、車移動を前提としているので、こういうイベントがある日は、ダウンタウンはどこもかしこも大渋滞ですけどね。
日本の凧揚げ
10時過ぎに公園に着いた時点では、まだ凧は数えるほどしか上がってなかったのですが、12時ごろにはもう数えられないほどの凧が上がってました。
日本でもこれだけの数の凧が一斉に上がっているのは見たことがありません。そもそも日本には、電線がないこれだけ広大な広場はないように思います。
最近であれば、凧揚げしたことない子供も日本にはたくさんいるんじゃないでしょうか。あまり凧揚げしている子供を見た記憶ないですもんね。私も思い返しても、自分の子供と凧揚げしたのは1、2回しかないような気がします。
日本じゃ、冬にする遊びだから、寒い中わざわざ凧揚げしなくても、他に部屋の中でできる遊びがいっぱいありますからね。でも、冬に限定せず、こうやって気候のいい時期に親子でやればいいのにな、って思いました。
Austinの凧揚げ
ここAustinの凧揚げは、もちろんKite(カイト)と呼ばれる洋凧が主流になります。無数の凧が上がってましたが、和紙や竹で作ったような和凧は一つも見かけませんでした。大きめの和凧上げれば、目立つような気がしますね。
しかし、洋凧といっても、今はさまざまなタイプがあるんですね。三角形や菱形をした平面的なカイトが一番多いのですが、中には立体的な構造をしたドラゴン、海賊船、鶴なども上がっており、面白いなぁと思いました。
上げるのは、日本も米国も同じですね。お父さんが一生懸命走って上げてました。こちらのお父さんは日本のお父さんよりぽっちゃりした方が多いので、日本のお父さん以上に大変な作業だと思います。
今日気づきましたが、ぽっちゃりしたお父さんが走ると、確実にジーパンがちょっとずれてパンツが見えますね。「お父さん、次はジーパンも上げやぁ」と思いながら、見てました。
何枚の凧が同時に上がっているのかは分かりませんが、これだけの数が上がってると、見事というか「すげー」って感じでずーっと眺めてしまいます。来場してた人の中には、凧揚げせずにただ眺めてるだけっていう人もいっぱいいました。
最後に
いずれにしても、親子で笑顔の絶えないいいイベントでした。私は眺めてるだけでしたが、それでもほのぼのしたいい気分になれました。
バックに音楽をガンガンにかけて、フードカーがいっぱい来て、ミニコンサートやって、凧揚げのいろんな賞(ベストパイロット賞、最大の凧賞、最小の凧賞、一番年配の人、一番若い人などなど)を設けて。
一人でやっても大して楽しくない凧揚げをこれだけ楽しいイベントにしちゃうんだから、アメリカ人って単純に凄い!と思います。こんなイベント、日本にもあればいいなと思いました。
会場のすぐ横がバートン川(コロラド川に流れ込む支流)なのですが、お天気も良かったので、たくさんの人がカヤックやパドルやってました。
カヤックはやったことあるのですが、スタンドアップパドルはやったことないので、これも一度やってみたいですね。
最後に、動画も。
それでは、またー