THE TIME YOU ENJOY WASTING IS NOT WASTED TIME

テキサス州オースティン在住の単身赴任者の記録

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【コミコンとは】ギークじゃないけど、コミコン行ってきた!Bazinga!

(Image Creatorにて作成)

 

 

コミコンとは?

先日の日曜日にAustinで開催されたコミコン (comic con)に参加してきました。

 

コミコンとは、comic book conventionの略です。comic bookはアメリカン・コミックス(アメコミ)のこと、conventionは会議、集会、大会と言う意味です。

 

アニメ映画の声優、アメコミ関係映画の俳優などもゲストで来ることがあるようです。会場内には多くのショップが出店されます。もちろんアメコミショップはたくさん出ますが、それ以外にも多くのポップカルチャーのショップも出ます。来場者は、思い思いのコスプレをしている方が多いです。

 

コミコンとは、wikipediaの解説を引用すると以下の通りです。

 

コミック・ブック・コンベンション(comic book convention)またはコミコンcomic con)は、コミック・ブックやその文化に焦点を当てたイベントで、コミック・ブックファンが集まり、クリエイターや専門家と、そしてお互いに交流する場である。コンベンション・センターやホテル、大学のキャンパスなどで数日間にわたって開催されるのが一般的である。様々なアクティビティやパネルが用意されており、他のタイプのファン・コンベンションに比べてコスプレをして参加する参加者が多いのが特徴である。出版社、流通業者、小売業者が自社のコミック関連製品を紹介する産業の場としても利用されている。1930年代後半に始まったSFコンベンションの派生型ともいえる。

 

この前日は、ミケランジェロの天井画展にいったばかりなので、作品や客層のギャップが激しかったですが、こういうギャップも込みで「Austinっていいところよねぇ~」と改めて感じました。

 

↓この前日にミケランジェロ天井画展に訪れたお話はコチラ

 

Comic Conに行きたかったワケ

私は特別アニメ、コミック(日本でいう漫画)が好きってわけではないです。どちらかというと、そういうのは読まないほうだと思います。

 

最後に読んだ漫画は、昨年日本に帰省したときに子供が持ってた「鬼滅の刃」と「ファブル」です。いまの私の単身赴任先の部屋には、なぜか小池一夫の「傷追い人」がありますが、その程度です。というわけで、コミコンに集まる方々とちょっと趣味嗜好は違うかなと思うのですが、趣味とは別でコミコンに行きたかった理由はあるのです。

 

私が好きなテレビ番組に「The Big Bang Theory」(邦題:ビッグバン★セオリー/ギークなボクらの恋愛法則)というコメディ・ドラマがあります。シーズン12(全279話)まであり2019年に完結して終わっています。私が住むAustinでは、Foxチャンネルでこの全シリーズを未だに毎夜2話づつ再放送しています。私が米国に来てから、もう何周目やねん、っていうぐらいずっとやってます。

 

↓これはファイナル・シーズンの紹介ですが、できたらシーズン1から見て欲しい!

 

このドラマはギーク(geek, いわゆるオタク)でIQが超高い20代後半(かな?)の男性4人がメインキャラなのですが、彼らの会話のなかで「コミコン」という単語が頻繁に登場するのです。しかし、私の知る限りこのドラマの中で4人がコミコンに参加しているシーンは一度もないと思うのです。コミコン用にコスプレして、撮影するシーンはあるんですけどね。

 

なので、ずっと『コミコンって、どんな場所やねん』と気になってました。そんなとき、Austinでコミコンが開催されると知って、この度訪れるチャンスを得たのです。アニメやドラマの舞台を訪れることを聖地巡礼って言うようですが、場所は違えど私にとってはそんな気分です。

 

気分を盛り上げようと思って、現地でバットマンのTシャツ買って、着替えました。

 

コミコン出店側

Austin Comic Conは週末の土日二日間の開催でしたが、私は日曜日に訪れました。会場はHEB Centerというところで、少し前に女子アメフトを観戦した会場です。そのフィールド部分にいろんなブースが出店されてました。

 

↓女子アメフトを同会場で観戦したお話はコチラ

 

会場には、アメコミの専門店のほか、フィギア/自作ポスター/キャラクターグッズなどを扱うお店などが出店されてました。私は米国アメコミ産業の仕組みに詳しくないですが、日本のようにコミックスを出版するのにドラえもんは藤子不二雄でなければならない、というのとはちょっと違うようです。権利さえ買えば、誰でもそのキャラクターでのコミックスを書いていいのだろうと思います。スパイダーマンにしてもテイストの異なるコミックスがいっぱいあります。

 

またクリエーター(漫画家さん)自らがブースを出して、自作コミックスをPR、販売していました。私はゴジラとウルトラマンの自作コミックスを作られてるクリエーターMatt Frankさんのところでコミックスを購入しました。

 

購入したウルトラマンとゴジラのアメコミ

 

↓クリエーターのMatt Frankさんのホームページ

MATT FRANK ART.NET

 

あと、いろんな声優さんのブースもありました。声優さんと写真が撮れたり、サインがもらえたりするみたいでした。

こちらはブースではないけど、声優さんのトークセッション。ファインディングニモの何かとかニコロデオンの何かの役をやった、と言うてました。肝心なところは聞き取れず笑

 

コミコン来場者側

来場者のなかにはコスプレしてる方が大勢います。コスプレまでいかなくても、大半の人はそういう感じ(コミコンが好きなんやなぁとわかる感じ)のTシャツを着ています。

 

私が見た限り、コスプレしている人は、アメコミや映画のキャラクターもの(スターウォーズ、スパイダーマン、バットマンなど)が4割、日本のアニメ、ゲームキャラが3割、その他、なんかわからないコスプレ(私の知識外のキャラ、女性の可愛い系/セクシー系が多い)が3割って感じでした。Tシャツのガラもだいたいこの比率です。

 

会場の雰囲気

 

日本のアニメものコスプレやTシャツでは、鬼滅の刃、僕のヒーローアカデミア、ワンピース、ドラゴンボールなどをよく目にしました。東京卍會、デスノートのコスプレなんかもありました。やはり、日本のアニメの浸透力はすごいですね。きっと私がついて行けてないだけで、上記のその他コスプレの中には、もっといろんな日本アニメのキャラがあったのではないかと思います。

 

子供のスパイダーマンもいたりして、すごく可愛くて写真に撮りたかったのですが、結局コスプレしている人の写真は1枚も撮ってないです。盗撮っぽいのは嫌だし、かと言って「撮らせてもらっていいですか?」というのもなんか気恥ずかしいし。

 

これも欲しいなと思ったけど、踏み止まりました。

 

見知らぬスパイダーマン同士が偶然出会って、ハグする姿など微笑ましいというか、なんというか。スパイダーマンが実在したら、ほんとにこんな感じになるんちゃうかなと思いました。

 

日本人より太っている人多いので、へそ出ちゃってるバットマンもいい味出してましたけどね。二人のムキムキの大柄な男性がミニスカのメイド服着て、手つないで歩いてて。自由っていいなぁ~、世界って広いんだなぁ~としみじみ思いました。

 

ほんとに楽しむなら、こういうのは見る側ではなく、参加する側(見られる側)にならないとだめですね。

 

最後に

The Big Bang Theoryの聖地巡礼ができてとても満足しました。正確には、このドラマは舞台がLAなので、あの4人が行くコミコンはサンディエゴでしょうから、場所は全然違うのですが。

 

普段はスチュアートのコミックブックストア(同ドラマに登場する小さい本屋)で毎回あれだけ盛り上がる4人なんだから、そりゃコミコンなら狂喜乱舞するレベルだと思います。

 

ちなみに、日本では今年(2022年)夏、第一回大阪コミコンが予定されてましたが、どうも長引くコロナの影響で中止になったようです。コミコンなんだから、マスクの代わりに覆面コスプレ縛りでやればいいのに~と思いますけどね。会場でスパイダーマンの覆面配るとかね。なんでも中止しないで、工夫してやっていかないと。

 

秋に開催予定の東京コミコンはいまのところ、開催の予定のようです。ご近所の方は、コスプレして行かれてみてはどうでしょうか。

 

 

それでは、またー