THE TIME YOU ENJOY WASTING IS NOT WASTED TIME

テキサス州オースティン在住の単身赴任者の記録

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Austin Blues Festivalに行ってきた

 

 

はじめに

今日(4月27日)はAustinで開催されたAustin Blues Festivalというイベントに行ってきました。土日の2日間のイベントなのですが、私は土曜日だけのチケットを購入しました。屋外ステージでのライブだったので、お天気が心配だったのですが、なんとか曇り空で過ごすことができました。逆に、お天気になるよりも良かった。

 

あとライブとはなんの関係もないけど、最近訪れた中華料理屋の話など。

駐車場からライブ会場に行く途中で見かけたリス。携帯カメラですが、かなり近くまで寄れて嬉しかったのでアップします。

Austin Blues Festival

このAustin Blues Festivalの起源は1999年とのこと。初代のゲストにはRay Charles がいたとか。その後、20年近くやってなかったようなのですが、去年から復活したようです。歴史があるようで、全くない音楽イベントです。

左:イベントポスター、右:スケジュール

私は初めての参加ですが、去年の開催の様子をネットで見てると芝生の上で座って(寝転んで聴いている人もいっぱいいる)聴く感じなので、「このゆるさがええな」と思って行ってきました。会場はMoody Amphitheaterというダウンタウンから徒歩15分ぐらいのところです。

左:会場の入り口にあったレトロカー、右:まずは1杯

大きなカバンは持ち込み禁止なので、芝生に敷くシートだけ持って行きました。私は2時ごろに着いて、20時ごろまでいたので、最初と最後の演者は聴いてないのですが、それ以外を聴いてきました。芝生に座って聴けるので、ほんと楽でした。

 


上が今日撮影した動画のいくつかです。一番最初に聴いたのがBlind Boys of Alabama & Bobby Rushというおじいちゃんバンドなのですが、今日聴いた中で一番良かったです。一番感動しました。

 

この3人のおじいちゃん、3人とも盲目のため入退場は前を行く人(動画の中の黒服)の肩に手を置いて移動してました。年齢からか足腰も弱いようで、頻繁に椅子に座ってました。そんなおじいちゃん3人が汗だくで、笑顔で、ブルースを熱唱します。その姿にちょっと感動しました。

 

ちなみに、このおじいちゃんバンド、今年のグラミー賞でBest Roots Gospel Album賞という賞を受賞しています。以下はYoutubeから受賞時の動画です。


その後が、Dumpstaphunkというファンクバンド。こちらはトランペットとトロンボーンの掛け合いが楽しバンドです。

 

そしてThe Altons & Thee Sinseers、初見なので誰がAltonsで誰がThee Sinseersなのか分かりませんでしたが、あまーい感じの歌が中心でした。


私は一人で参加してたのですが、横に20代後半の男の子数人が座ってきて、やたら話しかけてくるので、ちょっとめんどくさかったです。めんどくさいと言いながら、会話には付き合ってたので少し仲良くなりました。

 

そしたら「これやってんのか?いるか?」ってカプセルの錠剤を出してきました(多分オピオイドだと思う)。もちろん私は断ったのですが、こんな感じで怪しい薬ってのは広まっていくんやなーと彼らを見ながら思いました。私より私の息子に近い年齢の子達なので、なんかちょっと悲しくなりました。

 

以前、別のライブでも現地の人たちが大麻クッキーっぽいものをみんなで分けて食べてたのを見たこともあります。ライブ会場では甘い香りもよく漂ってくるしね。やっぱりライブとハイになる薬は相性がいいのでしょう。一生米国に住むならやってもいいでしょうが、いずれ日本に帰る人は日頃から、万が一接点ができても「きっぱり断る準備」をしておきましょう。落とし穴は突然現れます。考える暇を与えません。

 

会場の一番後ろからだとこんな感じ

四姐 Special Noodle

きっとまだAustinにできて間もないレストランだと思うのですが、四姐 Special Noodleという中華料理屋に2週連続で行ってきました。

 

「四姐」の意味は私はわからないですが、AIに聞いたところでは『四姐は、一般的に家族の中で4番目に生まれた姉を指すために使用されますが、親しい友人や目上の人を呼ぶ愛称としても使われることがあります』だそうです。レストランなので日本語なら「女将さん」的な感じでしょうか。

左:お店の外観、右:店の中

先週末、やたら何か麺が食べたくなって、でも日本タイプのラーメンは私には重いので、中華ラーメンを食べに行こうと思い調べて行ってきました。下がその時食べたもの。豚の角煮ラーメン焼き(揚げ?)小籠包。豚の角煮ラーメンは結構重かったです笑。でもスープはあっさりしてたので、その点では日本タイプラーメンよりマシかな。

左:豚の角煮ラーメン(Pork Belly Noodle Soup)、右:焼き小籠包(Soup Pan Fried Buns)

焼き小籠包は初めて食べたけど、美味しかったです。揚げてる部分はサクサクで、揚げてない部分はモチモチが残ってるので不思議な感じです。

 

「きっと中は熱いはず」と思って、唇に白い部分を当てて事前確認します。そんなに熱くありません。「これはいけるやつ」と思って、かぶりついたら中から熱湯の汁が出てきました。やけどしました。外と内の温度差がえぐいです。そんな中身の体を隠す着こなし術ある?? 危険な食べ物です。気をつけましょう。

 

で、会社で「四姐」に行ってきて美味しかったって話をしたら、じゃあ行こうということになり、金曜日のランチに会社の人と私は2度目の「四姐」に行ってきました。今回は、豚丼(Braised Rib Mixed Rice)と普通の小籠包(Steamed Soup Dumplings)です。小籠包はシェアして食べました。

豚丼(Braised Rib Mixed Mixed Rice)と小籠包(Steamed Soup Dumplings)

今回は火傷することなく食べれました。と言っても、一緒に行った人が先に無事に食べたのを確認してから、食べました笑。

 

最後に

今年中に日本に帰るということが見えてきて、自分は「Austinの何が好きなんだろ?」と考えることがたまにあります。日米間を比較して、良いとこ・悪いとこはそれぞれに色々あるのですが、断然アメリカの方が好きな点が「生活の中での笑顔の量」だと思います。

 

レストランやスーパーの店員さん、エレベータの中でたまたま一緒になった見知らぬ人、待ち行列の時に隣にいる人。全員とは言わないけど、明らかに日本より笑顔で接してくれる人が多いです。そして、見知らぬ人とのちょっとした挨拶や会話。

 

自分はこういうのがめんどくさいと思う一方で「じゃあ、日本とアメリカどっち選ぶ?」ってなったら、この点ではアメリカを選びます。めんどくさいけど、好きなんです。たまに日本に戻ると「日本はなぜ街中に(生活の中に)笑顔がこんなに少ないんだろう」と思います。国民性なのか今の経済がそうさせるのか。国として疲弊しちゃってるんでしょうね。「笑う門には福来る」、これは国レベルでも成り立つ言葉じゃないかなと思います。

 

それでは、またー