THE TIME YOU ENJOY WASTING IS NOT WASTED TIME

テキサス州オースティン在住の単身赴任者の記録

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ホルモン大好き日本とメキシコ:食の文化比較

(Image Creatorにて作成)

 

 

はじめに

以前、会社の方と各国の食べ物の話をしてました。私が「アメリカでは牛ホルモンが食べられないのが残念だ」という話をしたときに、メキシコ出身の方が「メキシコはホルモン食べるで。Austinにもホルモンのタコス食べれるメキシコ料理屋あるで。今度連れて行ったるわ」って言ってくれました。

で、今回そのメキシコ料理屋に行ってきたお話です。

 

日本・アメリカ・メキシコのホルモン事情

日本は言わずと知れたホルモン大好き国です。独特の食感・風味があるので苦手な方もおられるでしょうが、どこの焼肉屋さんでも扱ってるし、お肉屋さんでも買うことができます。

 

一方、アメリカでは、外食でホルモンを提供する店を今まで一度も見たことありません。私の住むAustinに牛角ができたときに「これでホルモンが食べれる!?」と思い喜んで訪れたのですが、扱ってませんでした。

 

ただ、アジアンマートに行くとたまに牛タンや小腸を売ってるのを見かけます。全然下処理されてない「ありのままの姿」で売られてるので、処理する自信も食べきる自身もない私は買ったことはありません。

 

あの映画をイメージして、トナカイを牛に変えてみました。



前々から「アメリカではホルモン(内臓肉)を食べる習慣がないので、食べる国に輸出されてるんだろうな」とは思ってたのですが、今回これを機に調べてみました。見つけました。以下に詳しく説明されてました。

 

畜産の情報−海外情報 米国の牛内臓肉の生産・輸出動向〜タン・ハラミを中心に〜− 2018年7月

 

思った通り米国から各国に輸出されているようです。輸出先国はメキシコ、エジプト、日本、香港、韓国の順のようです。逆に日本へのホルモン輸出国は、米国、豪州、カナダ、ニュージーランドの順です。

 

日本とメキシコは数少ないホルモン食文化がある国という共通点があったのですね。またメキシコに親近感!

 

ちなみに米国でホルモンが食されない理由として、上のリンク先の記事に以下のような記載があります。

ヨーロッパでは伝統的に内臓肉が消費されてきたことから、同地域にルーツをもつ移民を中心とした米国も独立当初は内臓肉が日常的に食されていたとされる。しかし、経済が豊かになり、また牛肉産業が発展すると、国民の需要は安価になった部分肉にシフトし、やがて内臓肉の消費量は減少した。同時に、内臓肉には「低所得者の食料」といったレッテルが貼られるようになっていったため、多くの米国民に正肉を食するライフスタイルが一般化していった。

なるほどねー。

 

メキシコ料理 GUERO

先日、冒頭のメキシコの方とお昼前に打ち合わせしてて「一緒にお昼行くか」って話になり、ホルモンのタコス扱ってるお店に連れて行ってもらいました。

 

Carnitas el Gueroというお店でAustinによくあるテクス・メクス店(テキサスアレンジされたメキシコ料理)ではなく、ゴリゴリのメキシコ料理店でした。もうメニューがスペイン語のやつしかないので、何書いてるか全然わかんないです。さすがメキシコ人お薦めの店だけあります。

 

メキシコでは小腸(胃を指す場合もあるよう)のことをtripa(あるいはtripas)というようです。タコスの具が色々選べるのですが、確かに具の選択肢の一つにtripaってのがあります。

 

Carnitas el Gueroのメニュー

 

menudoというスープ料理には具材にhoneycombが使われています。honycombはいわゆるハニカム(蜂の巣)のことで日本でハチノスと呼ばれる牛の第二胃袋です。どこの国でもあれは「蜂の巣」って名前なんですね。

 

私はtripa含む3種類のタコスを頼みました。本当はmenudoも頼みたかったけどお昼ご飯なので控えました。次回行ったときはmenudoも頼んでみようと思ってます。

3種のタコス

上の写真の一番左がtripaのタコスです。小さく切ったものが揚げられてました。一切れが小さすぎてホルモンのchewyな食感はなかったです。鶏皮の揚げたやつに近い感じでした。でも美味しかったです。3つともすごく美味しかったので、また来ようと思う店でした。

 

緑色の飲み物は「Piña, Pepino y Limón」というもので、パイナップル、キュウリ、ライムを混ぜたものです。メキシコの方がオススメっていうので頼みました。美味しかったです。味はメロンジュースでした。パイナップル・キュウリ・ライムを混ぜたらメロンになります。

 

きっとタコスってメキシコではストリートフード的な位置付けだろうと思うのですが「ストリートフードにホルモンがあるのかー」って思うと久しぶりに「じゃりン子チエ」を思い出しました。メキシコ行ったことないけど、じゃりン子チエの世界観と近いような気がします。行ってみたいなー

 

メキシコに親近感

このメキシコの方は、一度日本に出張で行ったことがあるそうです。「日本で何が一番美味しかった?」って聞いたら、しゃぶしゃぶが一番美味しいと思ったそうです。

 

しかも、そのしゃぶしゃぶ屋は〆の雑炊が出たそうで「その雑炊がめちゃめちゃ美味かった」って言うてました。雑炊を一番に持ってくるあたり、やはりメキシコには親近感を覚えます。それにしても初めての日本出張で〆の雑炊に行き着くとは。なかなかやりおる。

 

あとその方は食べたことないけど納豆に興味があるって言うので、納豆が買えるスーパーや食べ方をレクチャーしてあげました。「美味いのか?」と聞くので、「一回目はきっとまずい。3回我慢して食べたら好きになってると思う」と答えておきました。「じゃあ、3回食べるわ」って言うてました笑

 

最後に

最近まで知らなかったのですが、日本にもタコベル(Taco Bell, テクスメクス扱ってる米国ファストフードチェーン店)って進出してたんですね。日本に11店舗あるとか。タコベルはアメリカナイズされたタコスなのでtripaのタコスはないですが、タコス未経験の方はぜひ行かれてみてください。タコス、美味しいですよ。

 

それでは、またー