THE TIME YOU ENJOY WASTING IS NOT WASTED TIME

テキサス州オースティン在住の単身赴任者の記録

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年始に一時帰国した際のあれこれ

(Image Creatorにて作成)

 

 

はじめに

年末年始、私の単身赴任先であるAustinに長男が遊びに来てくれ、一緒に過ごしました。私はそのまま長男と一緒に1月2日発で日本に一時帰国しました。そして私だけ1月18日に再びAustinに戻ってきました。一年ぶりの日本でのんびり、楽しい二週間と少しを過ごしました。

 

⇩長男と過ごした年末のお話はこちら。

 

日本での休暇

人に会って、美味しいもの食べてってのがメインの過ごし方になるので遠出はあまりしてないです。一度だけ車で片道2時間ぐらいのところまで出かけました。あとは車や電車で行ける近場だけです。

 

家族4人が揃って食事できたのは1月4日だけでした。長男が5日にはもう下宿先に帰ってしまったので。いつの間にか家族4人揃うことがとても貴重なことになってしまいました。いつかそうなるってことは漠然と理解していたけど、いざ本当にそうなると何とも言えない寂しさがありますね。

 

左:自宅でもつ鍋。ホルモン好きなんですが、米国ではなかなか食べられないので、奥さんに作ってもらいました。
右:近所の蕎麦屋。蕎麦は美味しいなぁ。年齢とともにラーメン好きから蕎麦好きに徐々に移行している気がする。今回の帰国の間にラーメン屋には行かず。

 

コロナ罹患

年始に次男がコロナ罹患しました。調子が悪そうだったので、私が米国から持って帰ってきてた検査キット(米国で無料で配布されたやつ)を使用しました。AccessBio社のCareStartというやつです。この検査キットで陽性が出たので、保健所に電話して指示を仰ぎました。

 

そしたら保健所が言うには、「AccessBio社の検査キットは厚生労働省が認めてないので、その検査キットで陽性であっても陽性にカウントされません。厚生労働省が認めている検査キットで再度検査してください」という指示でした。日本ぽい対応やなぁ、と思いました。

 

数日後、残りの家族も同じ検査キットで念の為確認しましたが、感染らずに陰性でした。まぁ、厚生労働省が認めてない検査キットなので、陽性も陰性も参考データですけどね。

 

一度だけ三宮に飲みに出かけました。左:三宮の駅前。最後見た時から、だいぶ雰囲気が変わってました。
右:三宮の高架下の飲み屋街。昔ながらの飲み屋も残ってたけど、新しいお店もいっぱいできてた。

 

携帯の解約

年末に長男とカヤックしてる時に携帯電話を川に落としてしまいました。元々日本にいた頃から使っていたiPhoneで、ここ米国ではwifi環境以外ではカメラとしてしか使ってなかった携帯です。ずっと解約しようしようと思いつつ解約してなかった携帯なので、今回の紛失を機にSIMフリーに変えようと思い、帰国時に解約しました。

 

解約した後にSIMフリーを購入したのですが、「順番が逆だった」と心底後悔しました。解約前にSIMフリーを購入し、いろんな移行が完了してから、解約すべきでした。今後、SIMフリーに変更される方もおられると思いますが、くれぐれも先にSIMフリーを購入してから、既存のやつを解約してください。

 

まずApple IDが解約した携帯電話と紐付いてたので、これの修正が大変でした。Appleのコールセンターに電話しても本人確認に3日かかりました。Apple ID復活後もlineのバックアップは取れず、lineだけで繋がってる多くの知人の連絡先を失ってしまいました。

 

最近は本人確認のためのパスコードが携帯電話に送られるので、その携帯を紛失した場合ってどうしたら良いんですかね?

 

左:レンコン焼いただけ、椎茸焼いただけ。だけどもうめちゃめちゃ美味しい。テキサスのBBQソースもいいんだけど、やっぱり炭火と塩と醤油には敵わない。
右:牡蠣焼いただけ。だけど同じくめちゃ美味い。牡蠣は好きだけど、米国の牡蠣は味の濃いソースがかかってる、あるいはソース無しだと逆に牡蠣そのものの味が薄いので、日本の牡蠣ほど好きじゃないです。

 

米国に戻ってきたなぁという実感

Austinの空港には深夜0時に着きました。Uberでアパートまで帰ったのですが、運転手の方がよく話してくる男性だったので話をしていると、彼はトルコ出身の留学生でテキサス大学オースティン校の学生とのことでした。あと数ヶ月で子供が産まれるので少しでもお金を稼ごうと思って夜にUberのバイトをしている、とのことでした。

 

テキサス大学オースティン校は最新のQS大学ランキングで日本の阪大と同じぐらいのランキングの大学です。そんな優秀な学生さんが家族のために夜遅くまでバイトで頑張ってるのかぁと思うと感動して、いつもよりチップを弾んでしまいました。(あっ、でも行き帰りのUber代は会社が支給してくれるんだった笑)

 

他、彼との雑談の中で「日本と米国の科学技術を比較した場合の違いはなに?」っていう質問されました。「出た!かしこの質問!」と思いながら、タジタジになって返答しました。初対面の時は、「日本に行ったら、何食べたらいい?」ぐらいの質問にして欲しいですね。

 

そして、アパートには深夜1時前に到着したのですが、アパートのロビーで同じタイミングで入ってきた黒人さんと一緒になりました。アパートの住人のようですが初めて会った人です。

 

挨拶を交わすと「どこの出身?」と私に聞いてきました。日本だよ、と答えると「(英語で)俺、日本語知ってるで」と言い出し、「(日本語で)ありがとう、こんにちは」と言い出しました。よくあるパターンです。私もどこの出身か尋ねたら「ガーナ出身」とのことでした。私もガーナで何か話題を出そうと頭を捻りましたが、ガーナから何も思い浮かびませんでした。

 

次会った時に備えて、ガーナ語の「ありがとう、こんにちは」を覚えておこうと思い、あとでネットを調べましたが、ガーナは約80の言語が使用されている多言語国家(公用語は英語)とのことなので、諦めました。

 

空港に降り立ってわずか一時間の間に、トルコの方とガーナの方と会話したので、米国に戻ってきたなぁという気がしました。

 

左:おみくじは大吉でした。右:Austinの空港に着陸する15分ほど前。どこの町かわからなかったけど(サンアントニオかな?)、とても綺麗でした。

 

最後に

もう米国でマスクをしない生活に慣れているので、日本の生活で唯一イヤだったのは、外でのマスク着用でした。それ以外はほんとに楽しくリフレッシュできた一時帰国でした。

 

帰りはロスでの乗り換えだったので、ロスの空港に降り立った瞬間にマスクを投げ捨てましたが、外した瞬間はちょっと恥ずかしいです。なんか下着を履かずに外を歩いているような気分になります。

 

「口って外で他人に見せていい部位だったっけ?」っていう気分になります。半月の間、マスク付けただけでそんな感覚になるのだから、今更、日本はマスク無しに移行するのは難しいでしょうねー

 

それでは、またー

 

⇩我が家の家族事情です。