はじめに
今回の記事が私のブログの100本目の記事になります。2021年12月7日に1本目の記事をアップしました。約9ヶ月弱かかって100本目になりました。
せっかくの節目なので、Google Search Consoleの情報を使って、私の100記事を振り返ろうと思います。
Google Search Consoleとは
Google Search Console(以下、GSC)とは、Google検索結果でのサイトの掲載順位を監視、管理、改善するのに役立つGoogleの無料サービスです。
ブログはじめなんらかのウェブサイトを運営されている方であれば、そのウェブサイトをGSCに登録することができます。登録後は、その登録したウェブサイトがGoogle検索された場合の、掲載順位を知ることができます。また検索した人がそのウェブサイトを実際にクリックし、自分のウェブサイトを訪問してくれたかどうかを知ることができます。
ブログは2021年12月からですが、GSCへの登録は2022年1月からです。ちょうど100本目の記事を迎えるに当たり、これまで何回ぐらいGoogle検索にひっかかり、そのうちどれぐらいが閲覧されたのか、また、どのような記事が見てもらいやすいのかを振り返ってみたいと思います。
私はアフィリエイトやアドセンスをやっていないしやるつもりもないので、別にGoogleからの検索流入が増えようが増えまいが特段の影響はないのですが、やっぱり多いとなんとなく嬉しいので、増やすための傾向と対策を考えてみたいと思います。
全体的な傾向
以下の図が今年1月から8月終わりまでの検索結果の推移になります。紫色の折れ線が検索結果として表示された回数で、これまでの合計が11,800回、そのうちクリックされた合計が 613回です。
平均CTRとは、合計クリック数/合計表示回数のことです。平均掲載順位とは、Google検索結果に表示された平均順位のことです。
大きな傾向として、表示回数もクリック数もゆるやかですが右肩上がりにはなっているようです。そりゃ、検索対象となる記事数は増える一方なので、基本的にはゆるやかに増えていくのだと思います。
4月中旬に一度ピークが生じてますが、これには理由があります。日本で上野樹里主演のドラマ『持続可能な恋ですか?〜父と娘の結婚行進曲〜』が放送されたのですが、そのドラマの中で私のブログタイトルでもある『The time you enjoy wasting is not wasted time』がセリフとして出てきたようで、瞬間的に検索および閲覧が増えました。不思議に思って調べたらそういうことでした。「とうとう俺のブログの時代が来たか!」と思いましたが、全然違いました。かるーいラッキーパンチが入っただけでした。
8月入ってから二度目のピークが生じています。これは「Midjourney」の記事が押し上げています。MidjourneyとはAI(人工知能)が絵を描いてくれるというサイトなのですが、AIが描く絵が今ホットな話題になっているので、瞬間的に検索および閲覧が増えています。これも間もなく落ち着いてしまうでしょう。もうぬか喜びはしませんよ。
検索対象となりやすい記事
GSCでは、個別の記事の閲覧数も確認することができます。ブログ全体では613回のクリック数なのですが、私のブログの場合、いま99記事あるのですが、クリック数の多い順に記事を並べると20回以上クリックされている記事は7記事だけで、その7記事でクリック数437回(全体の約70%)を占めています。つまり、全記事の7%だけで、Google検索からの流入の70%を占めているわけです。いわゆるパレートの法則が成り立ちます。その7記事を以下に列挙します。
第7位【クリック数:24, 表示回数:723, CTR:3.3%, 掲載順位:48】
第6位【クリック数:24, 表示回数:1,579, CTR:1.5%, 掲載順位:28】
第5位【クリック数:27, 表示回数:332, CTR:8.1%, 掲載順位:20】
第4位【クリック数:30, 表示回数:1,286, CTR:2.3%, 掲載順位:44】
第3位【クリック数:31, 表示回数:437, CTR:7.1%, 掲載順位:8】
第2位【クリック数:105, 表示回数:1,240, CTR:8.5%, 掲載順位:18】
第1位【クリック数:196, 表示回数:2,226, CTR:8.8%, 掲載順位:11】
傾向と対策
私のブログは日本にいる家族に私の生活を知らせる、というのが一番の目的なので、「週末にどうすごした」という日記的な内容が大半を占めています。
そのなかにおいて、ザリガニ料理、ビール作り、アメリカでの大腸検査などのアメリカならではのネタ兼、何かしらの情報提供ネタが検索結果の上位に来ているような気がします。言い換えると、ニッチでもいいので、特定の人には役に立つと思われるネタがいいのだろうと思います。
かと言って、多くの人がそうだと思いますが、特定のジャンルに造詣が深いということがない私のような人間がコンスタントに情報提供ネタを書き続けるのは難しいと思います。
しかし、例えばザリガニ料理を食べたのなら、味や店の感想だけではなく、旬の時期、食べ方の注意点、料理名の由来、調理方法、ザリガニに関する雑学などなど関連情報はいくらでもあると思うので、そういう関連情報を入れ込んでおくのが大事なのかな、と思います。そういう作り方をした記事が比較的上位に来ているような気がします。検索数を上げるための関連キーワードを調べるツール(キーワードプランナーなど)もありますが、そこまですると自分の書きたい内容が書けなくなりそうで、私は使っていません。
もちろん、それは検索ヒット数を上げるために、という観点からの対策なので、そこを気にしなければ、こんなことなにも気にする必要はないんですけどね。そもそも半年で600回しか閲覧されていないので、私が書いてる対策も的を射てるかどうか…です。
仮にアドセンスをやっていたとして、1ビュー0.1円とすると、半年でGoogleからの流入は600回なので60円。。。月10円。。。私のブログに来てくださる方のうち、現時点でGoogleからの流入は約2割なので、それを考慮しても月50円。1記事書くのに1時間ぐらい費やしているので、1ヶ月8時間として、時給6円です笑。やっぱり私はブログで小遣い稼ぐ才能はなさそうです笑。
最後に
Googleアナリティクス(Google検索だけでなくブログに来ていただいたあらゆる方の流入経路が分かる)でも閲覧されているページをチェックしていますが、Google検索の順位と同じ部分もあれば、大きく異なる部分もあり、面白いです。その辺の分析はまたいずれ。
それでは、またー