THE TIME YOU ENJOY WASTING IS NOT WASTED TIME

テキサス州オースティン在住の単身赴任者の記録

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『アメリカ南部料理』GumboとPo Boy

(Image Creatorにて作成)

 

 

はじめに

日本の一時帰国からテキサスに戻ってきて最初の日曜日。アメリカっぽいものが食べたくなったので、ケイジャン料理店にガンボとPo boyを食べに行ってきました。ケイジャン料理とは、テキサス州のお隣、ルイジアナ州発祥の料理ですが、テキサスでも人気の料理ジャンルです。

 

アメリカで住んでると日本食が恋しくなるし、日本に帰ってしばらくするとハンバーガーやBBQ、ケイジャン料理なんかも恋しくなります。アメリカの料理は日本食のような繊細な味付けはないですが、子供が好きそうな味付けさせたら、右に出るものはいないと思います。ケイジャン料理もそんな感じの料理です。

 

Maxine's Gumbo House

私のアパートから車で20分ぐらいのところにあるMaxine's Gumbo Houseというレストランに行ってきました。青い外観が可愛いレストランでした。

 

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Maxine's Gumbo Houseというケイジャン料理のレストランです

Gumbo / ガンボ

ガンボというのはアメリカ南部(ルイジアナ州やテキサス州南東部など)で定番のとろみのあるスープ料理です。wikipediaによると次の通りです。

 

Gumbo (Louisiana Creole: Gum-bo) is a hearty stew popular in the U.S. state of Louisiana, and is the official state cuisine.[1] Gumbo consists primarily of a strongly flavored stock, meat or shellfish (or sometimes both), a thickener, and the Creole "holy trinity" ― celerybell peppers, and onions. Gumbo is often categorized by the type of thickener used, whether okra or filé powder (dried and ground sassafras leaves).

ガンボ(Louisiana Creole: Gum-bo)は、アメリカ・ルイジアナ州で人気のボリューム満点のシチューで、州料理に定められています。ガンボは主に、風味の強いスープ、肉または貝(またはその両方)、とろみ食材、クレオールの「聖なる三食材」(セロリ、パプリカ、玉ねぎ)から成ります。ガンボは、オクラやフィレパウダー(サッサフラスの葉を乾燥させて挽いたもの)など、使用するとろみ食材の種類によって分類されます。

 

雰囲気はシチューですが、香辛料が効いておりピリッとした刺激があります。料理のジャンルでいうとケイジャン料理とかクレオール料理になります。決して、繊細な味、高級な味ではないですが、いかにも異国の家庭料理的な感じがして、私は好きです。

 

具材は、何を入れてもいいんだと思います。この店では、シーフードガンボとチキン&ソーセージガンボの2種類がありました。私はチキン&ソーセージのカップサイズを注文しました。以前別のお店で食べた時はライスは入ってなかったですが、この店ではライスが入ってました。

 

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チキンとソーセージのガンボ。$5です。スプーンが汚いのはご愛嬌。

Po Boy / ポーボーイ

Po Boy(ポーボーイ)とは、シーフードのサンドイッチのことです。下のWikipediaの解説では、ローストビーフやチキンフィンガーも具材として書かれていますが、私がお店で見るのはシーフードが圧倒的に多いように思います。貧しい労働者(poor boy)のために、レストランの残り物で、まかない用のサンドイッチを作ったのが起源らしいです。

 

po' boy (also po-boypo boy derived from the non-rhotic southern accents often heard in the region, or poor boy) is a sandwich originally from Louisiana. It almost always consists of meat, which is usually roast beefchicken fingers or some sort of fried seafood such as shrimpcrawfishfishoysters or crab. The meat is served on New Orleans French bread, known for its crispy crust and fluffy center.

ポーボーイ(po-boyとしばしばその南部地域で聞かれる非[r]音に由来する、またはプアボーイとも呼ばれる)は、ルイジアナ州発祥のサンドイッチです。多くの場合、ポーボーイにはローストビーフ、チキンフィンガー(鶏肉を細長くカットし揚げたもの)、またはエビ、ザリガニ、魚、牡蠣、蟹などの揚げたシーフードのような肉が含まれます。肉はニューオーリンズのフレンチブレッドにのせられ、そのサクサクした外皮とふんわりとした中身で知られています。

 

これもルイジアナ州で古くからある料理のようです。私はテキサス以外住んだことないので、他州でどの程度Po Boyが一般的なサンドイッチなのかわからないのですが、このあたりではよくPo Boyを見かけます。どこで食べても美味しいです。

 

今回はPo BoyのSurf&Turfを注文しました。Surf&Turfもレストランでよく見かける単語です。魚介系(特にエビとかロブスター)と肉系の両方を一皿に入れる、という意味です。

surfはサーフィンのsurfで波のこと。turfは芝生のことです。芝生が牧草をイメージさせたそうです。この店のSurf&Turfでは、エビとローストビーフが入ってました。

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Po Boy、$11.5です。

サンドイッチといっても、手に持ってかぶりつくのは不可能です。そもそも挟み込む(sandwich)という形態をもはや保てていないですから。ナイフとフォークで崩しながら食べていきました。

 

欲張って、Surf&Turfにしましたが、エビだけ、あるいはローストビーフだけ、の方が良かったような気もします。エビとローストビーフの交互食べは、そこまで相性良いような気がしませんでした。それぞれ味は良かったですけどね。

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店内の雰囲気。写っていないところで、私以外に2組いました。

そういえば日本語で、Surf&Turfに相当する言葉って、あるんですかね?

 

似たようなので「海の幸、山の幸」ってありますが、山の幸に肉類は含まないですよね。日本では「ミックス○○」とつけば、Surf&Turfのことを指すのかな。ミックスフライ定食といえば、エビフライとヒレカツがセットになってるイメージですもんね。

 

最後に

ケイジャン料理ではザリガニを使った料理が有名です。2月ごろからがザリガニの旬になります。去年別のところで、ザリガニを食べてすごく好きになりました。また近いうちにザリガニを食べに行こうと思います。

 

ではではー

 

▼この辺はザリガニ料理も一般的です▼

 

▼こちらはインド料理のお話▼