本日は、リスの愛らしさをお伝えしたいと思います。
本日の目次です。
リスの種類
私は米国テキサス州のオースティンという街に住んでいます。私の住んでる周囲の公園やトレイルでは、大体どこに行ってもリスを見かけます。きっと米国の多くの地域がそうなんだろうと思います。
リスにも正確にはいくつかの種類がいるみたいですが、私がこの近辺で見たことあるのは、一番どこででも見かけるトウブキツネリス(Fox Squirrel)というのと、ごくたまに見かけるRock Squirrel(和名はありません)の2種類です。
トウブキツネリス
トウブキツネリスはいわゆるリスっぽいリスで、木の上をちょこまかと俊敏に動いているタイプです。地面に降りてきては、木の実を見つけたり、地面を掘ってなにか食べ物を探したりしています。食べ物を見つけると、口に加えて木に登り、枝の上で食べることが多いようです。
キツネリスというと、宮崎駿映画「風の谷のナウシカ」を思い出す方がおられるかもしれません。テトという名のナウシカの相棒です。あれはフェネックという動物がモデル、と言われてます。しかし、キツネリスという名前の動物が実在するのですから、このキツネリスがモデルであって欲しいなぁ、と個人的には思ってます。
Rock Squirrel
一方、Rock Squirrelは、数回しかみたことないのですが、木には登らないのではないかと思います。地上でしか見たことがありません。Rock Squirrelという名前からして、岩場が好きなのかもしれません。
私が見たのは使われなくなった建設現場の廃材置き場で群れで住んでいるのを見かけました。色はトウブキツネリスと比べると黒っぽいです。見かける機会が少ないことに加え、トウブキツネリスよりさらに臆病な性格なので、撮影に成功することが少ないです。
生息場所
日本から米国に来た人は誰でも、公園で見かけるリスが嬉しくて、見かけるたびに写真を撮るのではないかと思います。しかし、そのうちに当たり前になりすぎて写真を撮ることはなくなります。1回公園に行くと、数回は見かけると思います。
そういえば、最近、日本でスズメを見かける機会が激減してますよね。日本でスズメを見かけるよりも、米国でリスを見かける機会のほうが多いかもしれません。それぐらいの頻度です。
スズメといえば、リスとスズメに共通する点があって、どちらも比較的、人間の生活圏に近いところにいます。リスは人通りのある公園やトレイルではよく見かけますが、人通りがないような森の中ではあまり見かけた記憶がありません。
きっと、ガチの自然のなかには、猛禽類や他の肉食の哺乳類など天敵が多いのだろうと思います。なので、人間の生活圏のそばでなければリスは住めないようです。この野性味の無いところが、リスの最大の魅力なのでしょう。
リス写真
私は野鳥写真を撮ることも趣味のひとつなので、たまに野鳥撮影にでかけます。リスを撮影対象として狙って出かけることはありませんが、野鳥を撮るついでに愛らしいリスの姿を見かけたときは、撮ります。
リスって、ガチの自然のなかではやっていけないだけあって、臆病なくせにどこか呑気だったり、食べ物に夢中になりすぎて周りが見えてなかったり。そういう愛嬌がある動物なのです。
私のリスコレクションからの紹介でした。リスの愛らしさが伝わったでしょうか?
それでは、またー