はじめに
今週末も土曜、日曜ともに後輩と遊んでました。「もうどんだけ一緒に遊んでんねん」って感じですが。米国に赴任したばかりの後輩に早くAustinに馴染んでもらいたいと思ってるのが半分、それに乗じて自分が日本帰る前にもう一度Austinの行きたいとこに行っとこうと思ってるのが半分です。
先週に続き、この週末もAustinのダウンタウンに行ってきました。しかし、その前に、後輩が初めて散髪屋さんに行った話から。
初めての散髪屋
誰だって米国での初めての散髪屋さんは緊張するものです。私も5年前はドキドキでした。今でこそバリカンの番号の指定や、お店に自分のレコードを残してもらう伝え方、バリカンではなくハサミで切って欲しいというリクエストなど、いろいろ言えるようになったので、ほぼ問題なく散髪屋さんに行けてます。
そしてこの週末、後輩が初めての散髪屋さんに挑戦しました。私が使ってるのと同じSport Clips(全米展開している散髪屋のチェーン店)に行くとのことです。行く前に彼から「短髪にするつもりだが、どう説明したらいいか?」という質問を受けました。私は「短髪だったら、こっちはバリカンのみで済ませる。だからバリカンの番号を指示するのが簡単。サイドを1番で、トップを3番でって感じで」と説明しました。
下の表はバリカン(clipper)のアタッチメント(guard)と髪の長さの関係です。例えばアタッチメントの3番であれば、髪の毛は9.5mmにカットされます。
で、この週末、散髪後の彼に会うと「昭和の高校球児やん!!」あるいは「和田まんじゅうやん!!」っていうぐらいの丸坊主になってました。おしゃれ坊主というよりもゴリゴリの丸坊主です。
私は驚いて「なんで、そんな短くしたん???」って聞いたところ、
「バリカンでサイド1番、トップ3番って説明しようと思ったんですが、緊張してサイド1mm、トップ3mmって伝えてしまいました」とのこと。
私、今年一番、腹よじれるほど笑いました。
「いきなり前頭部からカットされたので『違う!!』と思った瞬間、もう手遅れでした」とも言ってました。
幸い、彼も「ちょっといいネタできた」的な感じで嬉しそうに話してたので、きっと大丈夫だとは思うのですが、散髪屋さんがトラウマにならなければいいのですが。
発注を担当されたことがある人なら単位の重要性はよくご存知かと思いますが、それはプライベートでも言えることのようです。「3番」と「3mm」を間違うと取り返しのつかないことになるので、単位ミスだけは公私ともに気をつけましょう。
Museum of the Weird
先週、中に入ることができなかったMuseum of the weird。やはり見たいという衝動を抑えることができず、来てしまいました。Austinのダウンタウンにある怪しい博物館です。今週末もダウンタウンに飲みに行ってきたので、ついでに寄ってきました。どうしても見たかったんです。ほんまもんのエイリアンを!!以下がその写真です。
テキサス州ではオーロラUFO墜落事件 という事件が1897年にあったのですが、その事件で墜落した宇宙人が展示されています。火星人という説が濃厚ですが、私は流石に系外惑星から来た宇宙人だろうと思ってます。興味ある方、詳細はこちらです。
Aurora, Texas, UFO incident - Wikipedia
そして、下の写真はJackalope(ジャッカロープ)の剥製です。私はJackalopeは想像上の生き物だと思っていたのですが、実在するのでしょうか?混乱してきました。
Jackalope以上に気になるのが、その左に写っている毛が生えたマス。Fur-bearing troutって書かれてました。あとでネットで調べるとちゃんとwikiにも説明ページが存在してます。Wikiによると「体温を維持するために毛皮を生やすようになった」とか。知らんかったー!!!水中でも体温を維持するために毛皮は役に立つのか!!!
テキサスはコレ系の生き物が好きなのかもしれません。wikiによるとJackalopeはOdessa Jackalopesというアイスホッケーのマイナーリーグのマスコットに採用されています。さらに毛の生えたマスについても、Fur Bearing Trout Hockey Club というホッケークラブもテキサスに存在してます。
世界各地で捕獲された人魚の展示もありました。日本の人魚は展示されてませんでしたが、富山湾に1805年に打ち上げられた「越中の人魚(海雷)」の説明文が展示されてました。
この博物館は入場料が$13です。他にも奇妙・珍妙なものがいっぱい展示されてます。信じるか信じないかはあなた次第です(私は全部、信じてますが)。6th streetにいかれることがあれば、立ち寄ってみられてはいかがでしょうか。$13で本物のエイリアン・ジャッカロープ・人魚が見れるとなれば格安だと思います。
Banger's Sausage House & Beer Garden
そしてこの日は、6th streetから徒歩10分ほど歩いた別の通りRainey Streetにも行ってきました。現地の人が言うにはRainey Streetは6th Streetより若者(学生)が多い通りらしいです。そんな中で、おじさんがくつろげるようなビアガーデンが一軒あります。Banger's Sausage House & Beer Gardenというところです。
ビールは約100種類のタップがあります。車の運転がなければ、もうここで何時間でも過ごせそうです。ぐるぐるソーセージも美味しかったです。
ちょうどJD Casperというカントリーバンドが演奏してました。このビアガーデンで演奏しているyoutube動画があったので、以下に貼り付けときます。
こういう音楽を聴きながら、美味しいビールにソーセージ。目の前に坊主頭の後輩。最高じゃないですか!?彦摩呂ならきっと言うでしょう。「ここはテキサスの宝石箱やぁー!!」
The Library Bar
そして6th Streetに戻ってもう一軒バーに寄ってから帰りました。The Library Barというところ。私はもうコーラしか飲まなかったです。若い子達がビリヤードで盛り上がってて、お店の雰囲気はさながら映画Top Gunのバーシーンのようでした(こんな感じだったような、ちょっと違うような)。
こっちの若い子はこんな感じで土曜の夜は盛り上がってるんですね。娘さんたちはトム・クルーズが現れるのを待ってるのかな。すまんね。おじさんと坊主頭のコンビが現れて。
最後に
ここに書いたのは全て土曜日の出来事です。日曜日はまた別のところに訪れてます。また後日記しておきたいと思います。日本帰国まであと1ヶ月ちょい。悔いのないよう思う存分Austinを楽しんでやる!!
それでは、またー