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テキサス州オースティン在住の単身赴任者の記録

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初めての運転免許の更新手続き

今週、運転免許の更新に行ってきました。更新は今回が初めてです。

 

免許取得まで

こちらでは、運転免許を取得するために教習所的なものはありません。自分で交通ルールを勉強した後に、筆記試験を受けに行きます。それに合格すると仮免がもらえ、実技試験を受ける権利を取得できます。つぎに、自分で運転練習をやった後に、実技試験を受けに行きます。実技試験は、自分の車で免許センターに行き、助手席に試験官を載せて街中を走ります。それで合格すれば、本免許が取得できる、という流れです。

 

私の場合、コロナ禍と重なったため、なかなか実技試験が受けられなかったのですが、昨年の10月にようやく予約が取れ、実技試験を受けました。そしたら、不合格になってしまったので、11月にもう一回受けに行き、ようやく合格しました。

 

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1回め(10/20/2020)の実技試験結果。不合格でした。

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2回め(11/25/2020)の実技試験。合格です。
免許の有効期限

ビザで米国に居住している人はなにかと制約があるかと思うのですが、免許の有効期限もそのひとつです。ビザ保有者にはフォームI-94という出入国管理記録なるものが紐付けられています。このI-94にて、連続して米国に居住できる期間が決められており、免許の有効期限はこれに引っ張られてしまいます。私の場合、実技試験に合格した時点(2020年11月)で、I-94の期限が2022年1月だったので、免許の有効期限が1年3ヶ月間になってしまいました。

 

I-94の有効期限は一度米国を出国すると延長されます。私は今年の夏に、日本に一時帰国しているので、I-94の有効期限は2023年8月に延長されました。なので、今回免許の更新をすると、有効期限は2023年8月です。私の場合、免許の有効期限が2年を超えることはありません。

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初代運転免許証

 

運転免許センター

日本での免許更新の煩わしいイメージがあるので、「更新行くの、めんどくさいなぁ」という思いがありましたが、日本に比べると全然楽でした。特に長蛇の列にならぶわけでもなく、何かの講習を受ける必要もなく、窓口での手続きだけでした。待ち時間も含めて20分程度でした。ただ手続きする窓口でちょっとしたトラブルがありました。

 

窓口の担当者(若い女性の方でした)に「もうすぐ免許の有効期限が切れるので、更新に来た」と伝えました。そしたら、「ステータスが変わったのか?」と聞いてきます。ステータスって住所変更とかそういうことかなと思ったので、「ステータスは変わってない」と答えると、「ステータスが変わってないのに、免許の更新はできひんやろ」と言います。私は「いやいや、ステータスの変更に関係なく免許の更新しないと、もうすぐ切れるのに困るやん」みたいな押し問答がありました。結局、ステータスとはI-94の有効期限のことを言ってたみたいで、I-94を見せると「ステータス、変わっとるやないか!」と切れ気味に言われちゃいました。

 

多少の行き違いはあったものの無事更新はできました。失効した免許証は角をチョッキンして返してくれました。コロナ禍でなかなか予約が取れなかったり、一度試験に落ちたり。いろいろ思い出のある初免許なので、返却してもらって嬉しかったです。

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二代目運転免許証

 

相手を苛つかせたときの処世術

普段、他人から強い口調で怒られるとか言われるってあまりないですが、そういうときって脳内で関西弁に翻訳されます。翻訳というと英語が聞き取れて、それを関西弁に訳しているみたいですが、そうではなく最初から直接関西弁で言われているように錯覚します。思わず「自分、関西のどこ出身なん?」って聞いてまいそうになります。普段の言葉は標準語で聞こえるんですけどね。強い口調のときだけ関西弁に聞こえます。不思議ですね。

 

他人から(特に自分よりだいぶ若い方から)厳しく言われると凹むこともあるかもしれませんが、私はそういうの大丈夫なほうです。米国で生活していると私の言葉の問題もあり、相手を苛立たせてしまうことってたまにあります。そういうとき顔は笑ってても心のなかでムカつかれるほうが嫌なので、「この人は自分の感情に正直な人なんやな。心のなかでムカつかれるよりマシやな」と思うようにしています。でも顔が笑っている人だと「この人はちょっとのことでは怒らない優しい人なんやな」と思うようにしています。いちいち凹んでたらキリないですからね。