THE TIME YOU ENJOY WASTING IS NOT WASTED TIME

テキサス州オースティン在住の単身赴任者。カフェいかなーい。おしゃれな料理つくれなーい。これぞ男道!

8月のオースティン・トレイル / Pease District Park

 

Pease District Park

週末にPease District Parkという公園を散歩してきました。初めて訪れる公園です。Austinのダウンタウンから約1.5マイル(=2.4km)という距離なので比較的街なかにある公園です。

 

Shoal Creek(ショール小川)という小川に沿った公園で約1kmの縦長な形をしています。公園の入り口付近には、BBQの設備や噴水、子供が遊べる遊具などが設置されており、Kingsbury Commonsという愛称で呼ばれているようです。

 

 

ParkもCommonも公園という意味ですが、アメリカではparkというと広大で自然を楽しむイメージがありますが、commonというのはちょっとしたBQQ、遊具、憩いの場などの共有スペースがあるところを指すようです。遊具だけならplaygroundとも言うようなので、公園といっても使い分けがあるようです。

 

Observation Pod

Kingsbury Commonsのなかにある遊具のなかで一番の目玉は、Observation Pod(展望球体)という巨大な金属球体です。

 

この公園のなかに金属球体があることは知ってたのですが、初めて訪れた場所なので、どこにそれがあるか正確な場所は知りませんでした。園内を歩いていて、木々の中から突如現れる金属球体は独特な存在感がありました。

 

突如現れるObservation Pod

 

金属は錆びた風合いで、ちょっとした遺跡感があります。緑の中に現れる錆びた鉄。「天空の城ラピュタ」で天空の庭園からロボット兵が出てくる場面がありましたが、そのシーンを思い出しました。球体の背後からピロンポロンと鳴らしながらロボット兵が出てきそうな雰囲気です。

 

球体の赤道面ネットにつながる通路。なぜか私から走って逃げる上半身裸の男の子。

『この展望球体はKingsbury Commonsや空、周囲の自然を木の高さから眺めることができるように設計されている』との説明書きがありました。赤道面にはネットが貼られており、ちょうどハンモックのように寝転がったりできます。ひっきりなしに子供がやってきてたので、子供にとっては楽しい場所だろうと思います。

 

球体の中から

 

気になる木

●青い木

気になったのが、このObservation podの周囲にある木の下半分が青く塗られていたことです。最初誰かのいたずらかな、と思ったのですが違いました。これはKonstantin Dimopoulosというアーチストの作品でした。

 

なぜか下半分だけ青く塗られた木々。

森林伐採や森林破壊に反対することを表現した作品のようです。青色塗料は木に害のない水性塗料で数ヶ月で洗い流されるそうです。アメリカを中心にカナダ、イギリスなど各地でこの木を青く塗る活動をやっているとか。私にはよく分からない芸術作品ですが、とりあえずいたずらじゃなくてよかった笑。

 

 

●Spanish Moss Trees

Spanish Mossとは日本語でサルオガセモドキ。サルオガセモドキは、樹上から垂れ下がる灰緑色の植物です。英語ではSpanish Moss(スペインゴケ)という名ですが、コケではなくパイナップル科の植物です。一見、寄生植物に見えますが、木に寄生しているわけではなく、単に枝にぶら下がっているだけのようでエアープランツと同じ着生植物とのことです。

 

Spanish Moss Trees

Spanish Moss Treesが見せる不思議な光景は米国南部で見られる特徴のひとつです。これまでも規模の小さいものは見たことがあるのですが、これだけたくさんぶら下がっているのを見たのは初めてでした。

Spanish Moss Trees in texas - Google画像検索

 

●クラウン・シャイネス

樹木がお互いの葉っぱを重ね合わせることなく、上空を埋め尽くしていく現象をクラウン・シャイネス(Crown shyness)といいます。

 

木が生い茂ってるので、公園の中は日陰も多い。

Crownとは王冠の意味ですが、この場合、樹木の上部で枝や葉が茂っている部分を指し、日本語では樹冠と呼ばれます。Shynessはシャイの名詞で、内気という意味です。つまり、「恥ずかしがり屋の樹冠」「樹冠の遠慮」という現象です。いいネーミングですね。生物は弱肉強食の側面がある一方で、時に距離の近い間柄ではこのような共生・譲り合いの側面もあるので、面白いですね。

 

噴水

子供を魅了する夏の定番。こういう地面から水が出てくる噴水をこちらではsplash padとかspray poolと言うようです。

これは日米関係なく、確実に子供を捕獲しますね。私の子供も小さい時、これを見つけると確実に捕獲されていたと思います。しかし、こんな暑い中元気に走り回る子供達を見てると、それだけで元気がもらえるような気がします。

 

子供たちはとても楽しそう

走り回る子供を見てると楽しくなるので、いつまでも見ていられるのですが、カメラ抱えたおっさんが一人で長時間子供を眺めてたら、絶対怪しまれると思って、少しだけ写真撮らせてもらってその場を後にしました。

 

最後に

久しぶりに公園をぶらぶらしてきました。多分気温は40度近いし、あまり外をうろうろするような気候ではないよう気がするのですが、湿度は日本よりマシなので、適度に日陰に入れば数時間は外で過ごせます。

 

私の会社はカリフォルニア州に支社がありますが、カリフォルニアからテキサスに出張で来られた方は皆「テキサスの夏はクレイジーや」って必ず言います。

 

でも私は日本の夏よりテキサスの夏の方がまだ過ごしやすいと思ってます。今や日本の夏は地球上でトップクラスに過酷な状況(気温ではなく、不快指数という観点で)になってるのではないかと思います。みなさんくれぐれも熱中症にはご注意を。

 

それでは、またー