はじめに
今日は知人とザリガニ料理を食べに行ってきました。テキサスではザリガニは非常に人気のある食材です。シーズンは上半期ですが、特に3、4、5月が旬と言われる時期になります。
去年の4月にヒューストンにドライブに行ったときに、初めてザリガニを食べたのですが、この時食べたザリガニが想像以上に美味しかったので、好きになりました。
今年はAustinでザリガニを探して食べに行こうと思っていました。
⇩去年のヒューストンドライブのお話はコチラ
The Boat
今回は、近場で探したところアパートから車で5分ぐらいのところにあるシーフード料理屋さんThe Boatでザリガニを提供していることをネットで知りました。そろそろ旬と言われる時期に突入するので、知人と食べに行ってきました。
アパートから車でわずか5分という近場なのですが、こんなところにシーフード料理屋があるのを今まで知りませんでした。こちらは歩きや自転車で近所をぶらぶらすることがないので、たとえ近所でも車で通らない道だと気づかないお店が結構あります。
アメリカはこのLetter Boad(アルファベットの文字を貼り付けて文章を作るやつ)を至るところで見かけます。映画館にも必ずあります。これがあると一気にアメリカな雰囲気出しますよね。漢字文化じゃ真似できないですもんね。
ザリガニ料理
ザリガニ料理は、ジャンルで言うとケイジャン料理になります。いろんな食べ方があるようですが、一番メジャーなのは茹でザリガニです。茹でたザリガニにケイジャン料理の味付け(かなりスパイシー)が加えられていると言うだけの単純な料理です。ポテトとコーンと一緒に茹でられます。ソーセージが加わるパターンもあります。
食べ方は手と歯でまず殻を剥きます。下半身はエビと同じような身が出てきます。上半身は身はないですが、ミソが詰まっているので、チューチュー吸う感じです。ザリガニのミソとケイジャン料理のスパイシーな味付けが相まって、それはそれは美味しいのです。
辛さは選べます。今日のお店はマイルド、スパイシー、エクストラスパイシーから選べました。私はスパイシーにしましたが、結構な辛さでした。途中から唇がヒリヒリするレベルです。でも、不思議と食べ続けられます。
手で剥いて食べるので、指は終始ベトベトです。殻を剥くときに汁がよく飛ぶので、色の薄い服はやめておいた方がいいです。私は2回目なので、その点は学習しています。今日はビニール生地のシャカシャカジャンパーを着ていきました。
付け合わせの茹でたポテトとコーンも、日本人の感覚からすると、「それザリガニと合う?」って感じがすると思うのですが、これまた合間にちょうどいいのです。ヒリヒリしたザリガニの合間に、甘味のあるポテトやコーンで休憩する感じです。
⇩以下の記事ではザリガニの食べ方をもう少し詳細に記載しました。
生牡蠣
生牡蠣も注文しました。私は日本の牡蠣が大好きですが、アメリカの牡蠣はそれよりあっさりしています。
日本の牡蠣は緑色の部分、きっと牡蠣の内臓だと思うのですが、あの部分に独特の苦味があって、子供の頃はあれが苦手で牡蠣は嫌いでした。
しかし、大人になると、なぜかあの独特の苦味が美味しく感じるようになり好きになります。その点、アメリカの牡蠣はその部分が非常に小さいので、あっさりした味に感じます。正直言うと、少し物足りないです。
スーパーの売り場
私は買ったことはないですが、この時期はスーパーでもザリガニを売ってます。
米国で暮らすようになったときに、スーパーでザリガニを袋に「がっさぁ、がっさぁ」と入れてる人を見て、すげーなとびっくりした記憶がありますが、今なら分かります。美味しいですからね。
ザリガニ茹で用のスパイスもこの時期はスーパーでよく見かけます。下の写真は今日HEBに行った時の写真です。スパイス、ポテト、ニンニク、ビールで1コーナー作られてます。
最後に
日本でザリガニって、食用のイメージが全然ないですが、こちらでは大人気の食材です。基本、養殖物です。養殖の最終段階では、綺麗なところでpurge(浄化)されるので、臭みはないようです。
と言ってもケイジャンの味付けは刺激が強いので、少々臭みがあっても気付きませんけどね笑
このシーズンの間に後2、3回は行きたいですね。
それでは、またー
併せてこちらのお話もどうぞ〜
⇩同じカレーが食べれないよ〜って話。
⇩外食は好きだけど、自炊はほんとに嫌いなんです。
⇩ケイジャン料理って日本ではあまり馴染みがないけど、ほんとに美味しんです。