THE TIME YOU ENJOY WASTING IS NOT WASTED TIME

テキサス州オースティン在住の単身赴任者の記録

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Circuit of the Americasに行ってきた

(Image Creatorにて作成)

 

はじめに

今日は、オースティンにあるCircuit of the Americas(サーキット・オブ・ジ・アメリカズ、略称COTA)というサーキットで開催されたSLB (Super Lap Battle)というイベントの観戦に行ってきました。

このサーキットに行ったのは今回が2回目になります。

 

 

1回目は、ちょうど2年前の2020年2月にFIA世界耐久選手権の第五戦がこのサーキットで開催されたので、観戦に行きました。日本でモータースポーツの観戦に行ったことは一度もありません。

 

モータースポーツに特別に興味があったわけではないのですが、車で20分ぐらいのところにこのサーキットがあるので、近所だし行ってみようとFIA耐久の観戦に行ったのです。

 

初観戦で「めっちゃ面白い!」と感動して、機会があればまた行こうと思っていました。何が面白いって、生の臨場感はテレビで見るのとは全然違いました。音楽の生演奏を聴いて驚くのと同じような感覚です。

 

耳が痛くなるほどの轟く爆音、油やゴムの焼ける匂い、一瞬の判断ミスで大事故になるかも、という緊張感。こういったテレビの前では味わえないような感覚にゾクゾクしました。

 

それ以来たまにCOTAのホームページをチェックしていたのですが、モーターレースは人気があり、なかなかチケットが取れなかったり、あるいはちょっと高すぎるな、と思って諦めたり。

 

今回、チケットが取れたSLBはレースではなく、ラップタイムを競うだけなので、そこまで人気がなかったのかもしれません。直前に気づいたのですが、チケット買えました。しかも$12(TAXやなんかよく分からん追加があって合計$17でしたけど)とめちゃ安かったです。

 

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SLB (Super Lap Battle)

基本は、コースのラップタイムを競うみたいです。いくつかのクラスに分けられており、プロのライセンスを持っている組、ライセンスを持っていない組。

使用する車は普通にメーカから購入できる車を使用する、というルールがあります。ただ、その車をどの程度改造するかでさらにクラス分けがされており、合計4つのクラスがありました。

 

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ピカチュウも頑張って走ってました。ピカチュウ!でんこうせっか!

前回観戦したFIA耐久と違ってレースではなく、一台ずつが間を開けて走り、ラップタイムを競うので、抜きつ抜かれつというハラハラ感は無かったです。しかも、現時点で誰が一番のタイムなのかもよく分からなかったので、応援のしようもないし。

 

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遠くに見えているビル群がAustinのダウンタウンです。

電光掲示板にランキングは表示されるのですが、どの車が何番っていうのを覚えてないので、全然分かりませんでした笑。番号じゃなく、車の見た目を掲示板で表示してくれたらいいんですけどねぇ。順位は気にせず、ひたすら楽しく写真を撮ってました。

 

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電光掲示板に順位は表示されるのですが、どの車かが分からない笑

観戦だけだと飽きちゃったかもしれませんが、これ以外にピットガレージに立ち入ることができたり、ドリフトショー($20払えば助手席に乗ってドリフトしてくれる)やCar Show(イカした?車の展示)があったりで、一日楽しく過ごすことができました。

COTA Observation Towerという展望タワーもあるので、それにも登ってきました。

 

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ピットガレージにも入れるので、出走する車のすぐ近くまで行けます。

 

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痛車も激走してました。

 

ドリフトショー / Drift Show

ドリフトショーは、かなり興奮しました。観客のいるギリギリのところを狙ってドリフトでコーナリングします。

きっとタイヤのゴムだと思うのですが、路面で擦れた砂のような黒い小さいゴムが顔にいっぱい飛んできます。

今日撮影した動画をYoutubeにアップしてみたので、よければご覧ください。

 

youtu.be

 

車同士が接触する!あるいは、壁に当たる!と思った瞬間が何回かありましたが、1回も接触しなかったし、壁にも当たりませんでした。さすがプロですね!

 

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かなり接近するのですが、絶対接触しません。

助手席への同乗も少し興味はあったのですが、しませんでした。やっぱりちょっと怖いかも笑。

 

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静止画でも危険な感じが伝わると思います。

ドリフトショーをしていない間は、その車を整備してたり、展示してたりするので、自由に見学できます。

 

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こんな感じで自由に見学できます。

 

COTA Observation Tower

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左側に写っているのがCOTA Observation Towerです。77mの高さです。

これがちょっと納得いかんなぁと思っているのですが、てっきりタワーに登るのは無料だと思っていました。

しかし、エレベーターの登るのボタンを押した途端に、急に背後におじさんが現れて、「タワーに登るのは$20や」って言われました。「今日の入場料が$17やのに、タワーに登るのに$20払うの⁈」って思ったけど、前回来た時も登ってないし、今回を最初で最後にしようと思って払いました。

 

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左:下から、右:上から(透明板なので、高所恐怖症の方には辛いかも)

あとでどこかに料金表示されてるかな、と探したのですが、どこにも料金表示は見当たりませんでした。帰ってきてからCOTAのホームページ確認しても、「タワーの料金はお問い合わせください」としか書いてなかったです。

 

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タワーからの眺め

でも別のページでは$30と書いてあるところもあったので、開催されるイベント規模に応じて金額を変えているようです。いずれにしろ、無料ではないので、登られる際は事前にご確認ください。

 

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同じくタワーからの眺め

 

$20が高いってことではなくて、結果的にタワーから見れる景色はそれぐらいの価値はあるかも、と思うのですが、表示が無かったって点がモヤモヤポイントですね。

 

Car Show

カッコいい車から痛車まで色々展示されてました。こういうのは見てるだけで楽しいですね。

日本のキャラクターが描かれていたり、シールが貼られたりする車は、かなりの確率で「SENPAI SQUAD(センパイ分隊)」というステッカーが貼られています。

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痛車も何台かありました。

このSENPAI SQUADって何かなと思って調べたら、車、アニメ、ゲームの愛好家をターゲットにした主にアパレルと車用のアクセサリーを扱ってるブランドみたいです。

Senpai Squad

 

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シフトレバーが刀のツカになってた!「ヌード送信」も気になる…

日本文化がアメリカでも受け入れられるのは嬉しいのですが、こういう痛車という形で日本文化を見るのはちょっと複雑な気持ちになりますね。

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せっかくのDatsun280zx(フェアレディZ)が…

もちろん、痛車は少数派です。後はヤンキー系とほんとにカッコいいなと思うのが半々ぐらい。

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カッコいいけど、自分が乗るのちょっと恥ずかしい。

 

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こんなのに乗りたい!

 

最後に

実は4月にこのサーキットでMotoGPというバイクのモーターレースが開催されます。このチケットも予約しました。

バイクレースの観戦はこれが初めてになります。バイクの抜きつ抜かれつが見れるでしょうから、相当な緊張感や興奮があるでしょうね。

今から楽しみなのです!

 

それでは、またー

 

 

⇩COTAのサーキットコースを自分の車で走ってきました!